3月11日
今日という日を、愛する人と何気ない日常を過ごしながら迎えられることに、心から感謝します。
今日に限らず、明日も明後日も、毎日その幸せを感じられるようにいたいのですが。
こうした節目によって、いま一度心に深く刻むのは大切なことだと思います。
あの日わたしは
就職活動中でした。大学時代を関西で過ごした私は、震災の影響を直接は受けていません。その後就活が軒並み後ろ倒しになり「あの年に就活してたんだー、大変だったね(ですね)」と言われることがありますが、命あることと比べたら本っっ当に何でもないことでした。
また印象に残っているのが、震災から日が浅い時に(以前から約束していた)友人との食事に行った時。彼女はとても優しい子で、いつものように美味しく楽しく食事を楽しんだ後ポロっと「本当は今日、心がとても苦しい。被災地ではあんなことになっているのに、自分だけ楽しい思いしていいのかなって。」と想いを明かしてくれました。
その時は、うん、そうだね。って思ったし共感しました。ただその後一人になって考えた時に、だからこそ私たちはいつも通り過ごすべきだって思いました。無事で無傷の私たちが落ち込んで、出掛けたり買い物をしたり美味しいものを食べたりするのを止めると、日本の経済はもちろん日本全体が元気なくなってしまうと。
そんな風に思ったことをよく覚えています。
人それぞれの想い
本当に一人ひとり各々、今日という日に想うことがあるでしょう。
今朝彼に思い出したように「今日は6年前に大震災が起こった日なんだよ」と言ってみたら、何をすればいいかな?と聞かれました。
私が、14:46になったら祈るつもりだよ。と答えたら、彼もそうする。と。
私には何ができるんだろう。
募金をする。ボランティアに行く。Yahoo!で3.11と検索する。東北に旅してお金を落としてくる(消費する)。自分自身も常に備えておく。毎日のなんでもない日々に感謝する。
そして今日は、心からの祈りを捧げたいと思います。関わるすべての人に、平和と安全を。