↑ハワイからの帰りのフライトで一気読みした『マチネの終わりに』。
この記事がTwitterで作者の平野啓一郎さんにリツイートされてて、感激〜!!
『マチネの終わりに』公式アカウントにもリツイートされていました^ ^
SNSには疎い私ですが、なんかネットってすごいなぁ。。小説家やアーティストが、自作のレビューをチェックすることで読者からの親近感100倍になる。ましてや、テイラー・スウィフトからツイートで返信のあったいじめられてる女の子なんて、どんなに嬉しかっただろうなぁ!
マチネイズム
さて、この作品を読んだ後、私に怒涛のインプット=読書ブームが到来。
まずは、日本に一大アドラー心理学旋風を巻き起こした『幸せになる勇気』。
前作とも言える『嫌われる勇気』は以前読了済で、「課題の分離」など目から鱗&人生の指針となるような内容でした。ただ当時既に販売されていた『幸せになる勇気』は、何となーく読んでなかったんです。
しかし今回『マチネの終わりに』(以下マチネ)の象徴的な文章である;
未来は常に過去を変えている
この考え方は、アドラー心理学でも重要とされているんですね。マチネのブックレビューを読みまくっていて、平野啓一郎さんと岸見一郎さん(『嫌われる勇気』&『幸せになる勇気』の著者)の対談を見て思い出しました。
そこで、あぁこのタイミングだったんだな、ということで『幸せになる勇気』、満を辞して読みました。
感想は、来たるべき時に読んでよかった!予想外に感動しました。ぜひ『嫌われる勇気』と併せて読んでみて下さい。
パリ本一辺倒
アドラー本の後、無性に「フランスに関する本」が読みたくなりました。なぜなら、マチネではパリが舞台となるシーンが結構多く、前々からのフランスに行きたい熱がここにきて爆発してしまったからです。
日本でもちょっと前に流行った『フランス人は10着しか服を持たない』という本に代表される、いわゆるパリ本。パリジェンヌは〜とかフランスのマダムは〜とかそういうやつです。正直どんだけ流行るねん、って思ってましたが、まんまとはまりました。
感覚的にはもっと買い漁った気がしていました…。どれも似たようなことを書いているようで、新しい発見がいっぱいで、読み飽きませんでした!フレンチビストロでランチしたりしながら読みました(もちろん食後のエスプレッソとともに)。
中でも右上の米澤よう子さんのイラストエッセイは、ご覧の通り彩り鮮やかでまさに眼福。写真集のように眺めてました。でも情報量も多い!
パリ本の乱読で思ったこと
日本って、独特の生きづらさみたいなのさえ無くなったら、パリ以上にどころか世界一イケてるんじゃないの!?って思いました。
パリジェンヌに憧れる日本女性は、半分はファッションや食に、もう半分は「自由で個人が尊重される文化」に惹きつけられるのだと思います。そこは確かに、2017年現在、あらゆる年齢の女性が自由を謳歌しているとは言い難いのが日本の現状。
しかし、今さら力説することでもありませんが、街の清潔さやあらゆる施設で受けられる接客の平均的な水準の高さ、また人の気持ちを害さないことを基調とした奥ゆかしくniceな国民性といった日本の良さもまた、2017年現在なかなか享受できる国は他にないでしょう。
だからこういった良さに加えて、自由と個が尊重される文化が醸成されていけば、Japan as No.1以上にクールでイケてるネオジャパンの時代が到来すると思う。
社会制度とかはさすがに個人の力で一朝一夕にはどうしようもないけれど、まずは自分の半径2メートルぐらいに注力したい。労働環境や家庭生活を改善して、その様子をシェアしたいな。
千里の道も一歩から
ということで、この本を購入。家庭生活=家事にさらなる改善のメスを入れたいと思います!またレポします :)
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