社会人になってから
大人になるって、ズルくなることなのかなぁと思っていた。
学生までは、テストでカンニングしたり論文でコピペしたりしちゃいけないのに、
会社で働くようになると突然、他の誰かが作ったものをパクってアレンジすることを批判されることは無い。むしろ、一から自分で作り上げることを評価してくれる人はいない。
ただし、パクる対象(前例)を探し出してくる能力や、人に頼れるように普段から関係を構築しておく努力は大事だったりする。
大人になるってどういうこと?
それを受け容れ、徐々に適応しつつ。
かつての私のように夢や希望に溢れるシューカツ生や、いつか自分の子供に聞かれた時に「それが大人になるってことだよ」なんて偉そうなことを言う人間になりたくない。
そんな青臭いことを思っていた矢先に、これは「大人になる」のいい側面だぞと思える点に気付きました。
よきにはからう
上司のミーティングを調整することがありますが、お客様と外部で会う時など、予約の可否や会場のチョイスに結構気を遣います。
でも、先方の都合等でどうしてもいい感じの場所で予約が取れない場合に上司に相談したら、
「大丈夫、大丈夫!良きに計らいますよ。」
と言われてなんかホッとしました。
その他にも
「(自分は)大人だから何とかするよw」と言われたこともあります。心配し過ぎなのかな。笑
その場その場でベストな策を導き出せて、困った時は柔軟に対応する。これは、大人の経験と知恵、そして自信が成せる業だと思います。
大人になるって、そういうこと。
こんな風に言われたら、大人になるのも悪くないなぁと思える気がしませんか?
明日は勤労感謝の日。ゆっくり休んで、日頃の労働に励む自分をいたわりましょう :)