元外資系OLの眼鏡

カナダ人と結婚8年目。カナダ・ケベック州モントリオール郊外から日本に帰国。国際結婚のリアル/海外移住生活/日々の気づきなど、のびのび更新中。

テレビ!夫来日!!PIP!!!

梅雨の間はあまり雨が降らない割に涼しくて、お散歩が気持ち良かった。

7月中旬に差し掛かり、いよいよ夏!といった気候に毎日溶けそうになっている。

帰国して2度目の夏の始まりはなかなか充実している(意味深)ので、書き留めておく。

テレビ買ったよ

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ゴールデンウィークにやっとソファを導入し、読書やうたた寝が快適にできるようになった。

ただ、カウチポテトになってやりたいこと言えば…

テレビ!

サブスクで映画やドラマを観たり、BGMを流したりするのに加えて、地上波も結構観ている。

WBSやNHKのドキュメンタリーが目当てでチューナー内蔵テレビを購入したが、朝の情報番組や某ブランチのようなバラエティ番組もちょくちょく観ている。芸能人のちょっとしたコメントや返しに、コミュニケーション能力を学ぶところがある。

気付いたら夫も一緒に観ていて、芸人のリアクションにウケていたり、子供向け番組から日本語を学んだりしているらしい。

夫ついに来日

そう!夫がやっと日本に到着した!!

実は、昨年春に本帰国してから1年以上遠距離結婚生活を送っていた。

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私が先に帰国して、家や仕事など生活の基盤を整えてから、年内には夫も後追い帰国の予定だった。

……が!通常2〜3ヶ月で降りるはずの配偶者ビザ(正確にはビザ申請のために必要な在留資格認定証明書:Certificate of Eligibility)が半年以上掛かった(!)ため、最終的に1年以上遅れての夫氏来日となった。

ビザ関連業務の遅れは近年のトレンドで、基本的には待つしかない。出入国管理局のキャパオーバー&移住先としての日本の人気の高さが主な要因らしい。

最初のうちは久々に独身貴族のような生活を満喫していたがw、1年経過する頃にはそろそろ寂しくなってきたというか、どこに行くにも何をするにも夫を連れてきてあげたいなぁと思うようになっていた。

また後述する理由により、わりと精神的に参りかけていたタイミングで夫が到着した。

私が一時帰国や本帰国後に楽しんだことを、彼と再体験している。回転寿司やタブレットで注文する居酒屋できゃあきゃあはしゃぐ中年夫婦。

サイゼや鳥貴族など、学生時代にお世話になったチェーン店を大人になっても楽しめるのは、日本の経済レベルを悲観視する要因だろうか?企業努力や豊かな食文化のアイコンでもあると、私は捉えている。

PIPられました

私を知る人がこのブログを読んだら、個人を特定できるかも知れない。

そうだとして、恥ずべきようなことは一切書いていないつもりだし、守秘義務等に反することも書いていないはず。

もしこれを読んでるあなたが私を特定できて、何かまずいこと書いてたらこっそり伝えて下さい。まずいこと書いてなくても申し出て下さい。笑

 

前振りはさておき。

 

外資系企業でしばしば囁かれるPIPという言葉はご存知だろうか?

Perfomance Improvement Plan(業務改善プログラム)の略で、パフォーマンスが期待値以下である社員に対して、上司がコーチングやトレーニングを行い、改善を目指すためのプログラムだ。

……というのは建前で、事実上の解雇宣告だと言われている。

日本の労働法規上、会社都合で社員を解雇することは外資企業でも難しい。日系企業でも、出向や部署異動によって、いやらしく退職勧奨を行うケースはある。

一部の外資系企業の場合、合法的かつ道理に適った方法でそれを行えるのが、PIPだ。

お察しの通り、私がPIPの対象になってしまった。存在は知っていたが、まさか自分が…という思いはあった。

確かに思い当たる節はあった。が、(多くの物事がそうであるように)自責要因が100%ということはなく、環境要因もある。

数ヶ月にわたるプロセスは、思い返せば精神的にキツかった。気付けば自分を傷付ける言葉をたくさん内面化していたし、結局上手くいかなかったことは必然であり幸運だった…と思うこととしたい。もう少し時間が経ったら、細かく振り返ってみようかな。今はまだ少し生傷だ。

幸いなことに、これまでのご縁で次が決まり、今は短い夏休みを謳歌させてもろている。

どうしようもなく生きてる

人生好き勝手にやっているからこそ、いろいろあるなぁ。生きてるー!!笑

おそらくこの生き方は最後まで変わらないと思うから、自分が一番面白がって、気が向いたらこうしてブログに生き恥を晒していく。

それが生き様になるかも知れないから。

 

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帰国して1年が経ったよ&2026年のゆったりGW

 

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2025年4月にカナダから日本に帰国してから、1年が経過した。

今の感想としては…

 

日本で暮らしているだけで、毎日幸せ。

 

カナダも決して住みにくい国ではなかったのだが、生まれてから当たり前に享受していた母国の住みやすさを、離れたことで強烈に“理解らせ”られた。もう一生離れないよ♡

Eat well, live well

まずは何より、食!食!!食!!!

近所のスーパーで旬の食材(だいたい安くなっている)を買い、料理して食べる。

こんなシンプルな営みが、いかに豊かで健やかなことか(そして美味しい)。

昨夏はすだち酎にハマった

ちなみに近所のスーパーは、決して広くない敷地面積の割に、絶妙に品揃えが豊富だ。過不足ないラインナップには、手練れのマーチャンダイザーの存在を感じる。唯一のウィークポイントとしてお菓子売り場が挙げられるのだが、誘惑に弱い現代人としてはむしろ好都合!

買い物が楽しすぎて、私はGW中などは毎日(下手したら一日二回)そのスーパーに出没しており、もし顔を覚えられていたら店員を怯えさせていると思う。

食に関して言えば、週末のごほうび外食の際はサイゼや回転寿司といったチェーン店に嬉々として足を運ぶため、洒落た飲食店にはもっぱら旅先か人との食事でしか行かなくなった。もう少し外食産業にお金を落としていきたい&年相応の“ちょうどいい店”を発掘していきたいところ。

これは名古屋で食べた人生ベストのフライ定食

2026年の黄金週間

今年のGWは、旅行はもちろん帰省することもなく、文字通りゆっくりしていた。

と言うのも、この1年仕事がいろいろと大変で、年末年始以来久々に1週間丸々休めた(それは皆さんそうかも知れない)こともあって、心身ともにご自愛が必要だった。

実は未だに購入していなかったソファが我が家に出現し、文字通りカウチポテトとなって連休中に6冊本が読めた。昼下がり、久しぶりに春風を感じながらソファでうたた寝をした。なんでもっと早く買わなかったんだろう…みんな、さっさと幸せになろうね。

ニトリのクソカワクッションカバー、スヌさんが潜んでる〜!!

もう一つこのGWで私的にエポックメイキングだったのは、ワイドパンツを買ったこと

……2026年ですよね?と言われそうだが、そう、この春になって初めて、ユニクロでバギーカーブジーンズとやらを購入したのだ。

www.uniqlo.com

と言うのも、最近街行く人のファッションから感じ取ってはいたのだ。最近の若い子、みんなボンタンみたいなズボン履いてると。かたや、7年前から愛用しているタイトなジーンズにねじ込むわたしという戦うボディ。

そもそも私は、ことファッションにおいて自己表現欲求を持ち合わせていない。着衣物に求めるものは、清潔感があることと違和感がないことの2点のみ。徹底的に他者評価軸だ。

だから、良く言えばノームコア、悪く言えばトレンドに無頓着だった。

ある日ふと、セールになっていた前述のパンツを買ってみた。見慣れないシルエットにやや戸惑ったのは最初だけで、結果的にGW中毎日これを履いていた。主な理由は以下の3点:

  1. これを履くだけでコーデが今っぽく見える
  2. 脚が長く見える
  3. 風通しが良く涼しい

1と2は「だから流行ってるんだよ」としか言い様がないのだが、3については実際に使ってみて分かったことだ。逆に、タイトジーンズの致命的な風通しの悪さに気付くこととなり、この夏もワイドパンツが大活躍しそうだ。

これも今更声を大にして言うことではないが、こうしたトレンドアイテムを安価に取り入れることができるのは、シンプルにファストファッションに感謝。

来週からも通常運転で

雑多にダラダラと書いてしまった。

そんな感じで、2026年のGWが終わろうとしている。月曜から出勤の皆さん、この週末は美味しいもん食べて、ぼちぼちいきましょね。

 

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2025年の振り返り

春に日本に帰国してから、初めての年越しを迎える。

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我が家には現状テレビがない。故郷の雄の紅白出場が見届けられない悲劇を嘆くも、正月に帰省予定の実家に録画をお願いし、静かな大晦日を過ごすことにした。

というわけで、年末滑り込みで2025年を振り返りたい。

【生活】唐突な2025年買ってよかったもの

今年買ったもの=帰国後に買ってよかったものなので、生活密着系?が多い。

iwaki パック&レンジ

インスタでよく見るやつ。これは以下の点で本当に良い:

  1. 小さいサイズ(200ml)が意外と量入る
  2. 容器部分がガラス素材なので油分やカレー問題なし
  3. 蓋部分のポリカーボネート素材が絶妙に丈夫そう

3. のポリカーボネートは無印のピンチハンガーにも使われていて、普通のプラスチックより耐熱性や耐衝撃性が強いみたいで、個人的に注目している(?)。

冷凍からレンジまでOKな上、蓋を外せばオーブンにも使えるまさに万能選手。密閉性はないので、残り物をランチに持って行く場合はニトリのガラスタッパーを使っている。

HARIO 片口ボウル4個セット

迷った結果買ってよかったもの堂々第一位!理由はこちら:

  1. かゆいところに手が届くサイズ展開
  2. 片口なので注ぐ時に液ダレしない
  3. 軽い

1. の補足として、以下のようなユースケースが日常的にある人ならどのサイズも使うと思うので、まとめ買いがお得。

  • SS(100ml):後入れ調味料を計る、レンジで温玉を作る
  • S(200ml):合わせ調味料やドレッシングを混ぜる
  • M(400ml):卵3〜4個を混ぜる
  • L(800ml):大きなボウルを取り出すにはダルい時

椅子脚カバー カルガルー

地味すぎるんだけど、今年ベストバイかも。笑

椅子の脚裏にポチッと刺して、床の傷を防止するアイテム。

同目的のアイテムとして、靴下みたいに椅子脚に履かせるタイプのものを使っていた時は、定期的にコロコロでゴミを取り除くのが小さなストレスだった。

この商品は、フッ素加工のおかげでスッと動かせて、ゴミが全くつかない。前述のポリカーボネート同様、この素材をここに使ってくれてありがとう!!という気持ち。

象印 シームレスせんタンブラー

こちらはXで見掛けてずっと欲しかったやつ。私は400mlのシアーグレー(グレージュっぽい上品な色)を外でも家でも愛用している。

安定の象印さんなので魔法瓶の品質が高いのは言わずもがな、やっぱりこの蓋とパッキンが一体化したシームレスせんが洗いやすくて、衛生的。

持ち運び用のハンドルが付いてない円柱型のタイプもあるが、私がハンドル付きのタイプを選んだ理由は、上に向かって広口になっているその形状。女性の私の手なら、水筒用ではない普通のスポンジが底まで届く!水筒も服も、洗いやすさが正義。

ちなみに象印と言えば、同社炊飯器ハイエンドラインの炎舞炊きで炊いたごはんが食べ放題の象印食堂!!

メインはもちろん、副菜もデザートのお米アイスもぜ〜んぶ美味しくて、日本に生まれた幸せを噛み締めた。

【旅】移動するために稼いでる

普段はインドアなくせに、定期的に中長距離の移動をしないと爆発してしまう体質なので、1〜2ヶ月毎にどこかに行っている。

5年の海外生活を経て推しが日本になったので、国内旅行が楽しくて仕方ない。

簡単に振り返っておく。

松本

地元スーパーのツルヤで、予算1万円の豪遊をするという夢を叶えてきた。

イチオシはりんごかりんとうです!!

また、松本家具が調度品に使われている松本丸の内ホテルや珈琲まるもなどで、まさに暮らしに根付く民藝を体感できたのも良い思い出。

名古屋

兄が単身赴任中なので、両親とタイミングを合わせて久々に家族で集合。

父の日祝いに兄妹からのプレゼントということで、美味しいひつまぶしに舌鼓を打った。

犬のぬいは夫不在時の代理🐶

……のはずが、兄が現金を下ろしそびれていたおかげで、私が大半を支払う羽目になった。

大阪

帰省のついでに万博に寄るつもりで、交通手段やホテルを確保……のはずが(2回目)、肝心の万博チケットを手配し忘れるという痛恨のミス。DNAに刻まれたおっちょこちょい。

当日券の配布最終日に3時間並んでやっと入れた駆け込み万博は、並び疲れ&人多すぎで楽しくなかった。涙

しかしその後の維新連立など政権ドラマを見るに、吉村さん肝入りの一大イベントを(一応)肌身で感じられたのは良かった。

広島

愛聴しているPodcastの聖地巡礼で行ってきた。

中でも一番のお楽しみだった郷土会席料理のお店RIVAは、地元食材の表情豊かな調理、温かく情深い接客、どんどん飲めるのに二日酔いにならなかった地酒、看板メニューの和菓子デザート。想像を超える豊かな食体験だった。

tabelog.com

自分の旅のしかたを振り返るに、その土地に行って観光するというより、ピンポイントで行きたいスポットに行くために、その土地を訪れるという感覚だ。

また、移動すること自体にも大きな価値がある。飛行機なり新幹線なり電車なり、その道中で本を読んだり車窓を眺めたりするだけで、自分が少しリセットされる気がする。苔生す石を持ち上げて動かすことで、風を通しているイメージ。

だから私は来年も、移動するために稼いでく。

【仕事】AIはアシスタントではなく、上司やメンターとして使う

前回記事のタイプロのくだりで、新しい環境にチャレンジするという点では篠塚に感情移入しつつ、中途採用という点では寺原を意識すると書いていた。

大きな奢りだった。

システムや業務フロー、暗黙知も含めキャッチアップするのに精一杯で、右往左往しているだけで今日一体何をしてたんだろう?という日々が続く。

タスクやスケジュールを管理しようとするも、毎朝「今日は何をするか」と考えること自体がストレスだと気付いた。

そこでやっと、ゴールから逆算してタスクを分割し、期/月/週単位に落とし込んだ。毎日ほぼ無思考で設定されたタスクを実行さえすれば、自動的にゴールが達成する仕組みを作る

言い換えれば、言われたことをやるだけの指示待ち人間になるのだ。ただし、指示を与える上司は自分。

ゴールを設定したら、逆算思考で月次や週次の短期目標に落とし込むのは、AIが上手にやってくれる。何を成すべきか分かっていれば、懇切丁寧にアクションプランを練ってくれる上司や先輩のようだ。いい感じのKPIトラッカーも作ってくれる。

泣き言や壁打ちにも付き合ってくれるし、AIは上司やメンターとして使うのが迷えるミドサーにはちょうど良い。

May the Horse be with you

未だに近所のこじんまりとした(しかし絶妙に品揃えが充実した)スーパーで買い物をする度に目新しい発見があるし、週末はユニクロ・無印・百均・ニトリのパトロールだけでも充実している。

今住んでいる街も家も、地味だけど住み心地が良い。この生活の基盤の上に、季節の食べ物を中心としたおいしいごはんを食べて、たまに旅に出掛けられたら、これ以上幸せなことはない。

とは言え、2026年は人間関係を広げたいなぁとも思っている。インターネットでの発信も、もう少し頻度を上げてみようか。

というわけで、どなた様も良いお年を!

 

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So good to be home.

5年間の移住生活を経て、日本に帰国した。

実は夫が仕事の都合でカナダに残っているため、まずは単身で越してきている。

数ヶ月の別離とはいえ、かなり寂しがっていた様子の夫(こういうのは残される方が辛いよね)には申し訳ないぐらい、日本の生活を楽しみまくっている

一時帰国と同様、何を食べても美味しくて、牛丼屋や回転寿司で恍惚の表情を浮かべていた。

そして何より、母国語でコミュニケーションを取れることのストレスフリーさたるや。複雑な概念や微妙な感情を的確に表現できること。話し掛けるのにも話し掛けられるのにも、無意識レベルの防衛反応が働かずに済むこと。私はフランス語圏にいたので、フランス語に比べれば英語での意思伝達はかなり容易だと思っていたが、当然ながら日本語はその比ではない。

カナダもモントリオールも、基本的に人が良くて住みやすかったんですよ?決して嫌だった訳じゃないのに、日本が良すぎてどうも寂しいという感情がほぼ湧いてこない。笑

と同時にそれはまだ帰国して数週間で、最大のファクターとしてまだ働いておらず、お客様気分だからという可能性については、重々承知している。

リーマン視点から見るタイプロ

そう、仕事について。

カナダからリモート就活をして、来月から勤務開始予定だ。

これまでの経験を活かしつつ、少し軸をずらした新しいチャレンジでもある。

SNSで気になっていて、内定が出てからほぼ24時間で一気見したタイプロ。コンテンツとして““すべて””が詰まっているのはもちろんのこと、自分自身の状況ともリンクさせて共感する部分が多かった。

前述の通り、新しい領域にチャレンジする予定のリーマンとしてはやはり篠塚に感情移入してしまう。ダンス・歌未経験ながら、持ち前の努力と“応援したくなる”力で、毎回パフォーマンスには仕上げてくる適応力。

ちなみに私はタイプロを観るまで、あの事務所や日本のアイドルに興味を持ったことがなかった(アイドルを好きになったのはBTSが初めてだ)。しかし三次審査の“SHAKE”での篠塚を見て「どうしても目が行ってしまう、目が離せないってこういうことか。原石ってこれか。」と腹落ちした。橋本環奈の奇跡の一枚を撮った人の気持ちがちょっと分かった気がする。

一方で、中途入社であり業務内容的には経験者なので、原と寺西レベルで出来ることが求められるのだと思うと背筋が伸びる(むしろ凍る)。寺西登場時のNOSUKE先生とのバトルからも学べるように、自分の立ち位置を正確に把握し、謙虚かつリーダーシップを持って仕事に取り組んでいきたい所存。

考え方が結構変わった

移住の前後を比較すると、考え方が保守的になった。

ここでの保守とは、いわゆるリベラルと対をなす意味だ。

御存知の通り、トランプ復権を象徴として、北米や欧州では右傾化が加速している。

カナダも例外ではなく、先日辞任したジャスティン・トルドー首相は、主に移民政策と大麻合法化を推し進めたことによって、私が知るカナダ人の多くに嫌われていた*1。バンクーバーのアジア化が有名かも知れないが、2010年代以降トロントとモントリオールを中心に、多くのイスラム系移民・難民を受け入れている。多文化共生主義というと聞こえはいいし、そのおかげで我々移民も恩恵を享受できる。しかしこと宗教が関わってくると、ハレーションの次元が異なってくるというのが、短いながらもかの国で過ごした一次情報としての感想だ。

当たり前だが、個人差はある。基本的に、その国の文化を尊重することができる者は、何人であっても現地で受容され、適応している。

だからこそ今の私は、日本で生活する外国人に対する視線が人一倍厳しくなっている。今のところ、SNSで目にするようなトンデモ外国人には遭遇していないし、ほとんどの外国人が日本のルールやマナーを尊重している。コンビニや飲食店も外国人店員が多く、労働力として彼らにますます依存せざるを得なくなっていくだろう。ただ、道端の警備員に当然のように英語で話し掛け、一生懸命道を教えてくれた彼に「サンキュー!」と言う(しかも恐らく英語圏出身ではない)外国人観光客を見ると、「日本に来るのに『ありがとう』ぐらい覚えてこんかい」などと思ってしまう。

沈みかかった船でサバイブするぜ

いろいろ書き連ねてきたが、何が言いたいかというと日本が大好きということだ。

この国は確かに問題を抱えているし、未来に希望が持てない気持ちも分かる。

一方で、移住によって得られた最大のお土産は、桃源郷など存在しないと体感を以て理解できたことだ。それなら私は、生まれ育った母国と一蓮托生の道を選ぶ。

最後になるが、彼にとっての母国を再び離れることを選んでくれた夫には、感謝と尊敬の気持ちを改めて抱く。その決断の意味の大きさを知り、背負うためにも、自分が移住を経験したことの意味は大きかった。彼が少しでも異国の地で生きやすいよう、最大限のサポートをするとともに、とにかく一日でも長く健康に生きようと心に誓うばかりだ。

そう、体力は大事ですよ。今回の帰国に際しても、気力体力の面であと10年遅かったらやり遂げられていたか疑問だ。本帰国を検討されているお兄様・お姉様方におかれましては、とりあえず筋トレはして備えておかれたい(結局いつもと同じ結論)。

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*1:私自身は彼の政策で評価している点もあり、その筆頭が2023年に施行された、非居住外国人による住宅購入を制限した法律。

2023年コンテンツ元年

【注記(2024.1.26)】

下記のエントリは、2023年12月末に書いたものの、年末年始に体調を崩してアップできていなかった内容です。

タイムトリップしたつもりでどうぞ。

 

***********

 

クリスマスもM-1も終わり、いよいよ年の瀬。

2023年買ってよかった物エントリがSNSを賑わせる時期だ。

この1年何にお金と時間を投下し、心の充実を得られたかなと考えると、私はコンテンツだった。

具体的には、映画・小説・アニメ・ゲーム。中でも後者2つは、これまであまり触れてこなかったジャンルだっただけに、世界が広がる感覚が大きかった。

各ジャンルについて、作品を挙げて紹介したい。

①映画

『THE FIRST SLAM DUNK』

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レビュー記事でも書いた通り、日本での公開から半年余り待った甲斐がありまくり過ぎた映画体験だった。

結局、原作を日本から取り寄せて再読し、改めて令和に読んでも違和感のないストーリーの普遍性キャラクターデザインに感嘆。リョータのツーブロックとか一周回って今っぽいし、花道をリーゼントから坊主にしたのは英断だった!

これまでもこれからも、この作品は私の好きな漫画と映画トップの座に輝き続けるだろう。

『君たちはどう生きるか』

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慎重にネタバレを避けて、ほぼ情報ゼロの状態でカナダ上映を迎えられた。

率直な感想は、悪くない。賛否両論の、否の気持ちもよく分かる寄りの賛。

先にエンディングテーマは聴いていたので、もしかしてエンドロールで日本への郷愁を感じて泣いてしまうんちゃうかと思っていたが、そんな感傷に浸る間もなく終わってしまった。

とは言え、独特の世界観にはワクワクさせられたし、宮崎駿のクリエイティビティに未だ衰えるところなしとの感想を抱いた。

普段は考察めいたことは言えないのだが、本作は受け手に委ねる部分が多かったからか、自分が抱える問題をメタファーに投影しがちであった。ネタバレを避けるとこんなふわふわした表現しかできないが、映画体験として新鮮だった。

何より、初日は郊外の映画館でも満員御礼で、改めて海外のジブリ人気を体感した。

②小説

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』

今年読んだ本でベストだし、SF小説に開眼させてくれた記念すべき作品でもある。

著者アンディ・ウィアーのデビュー作『火星の人』は、映画『オデッセイ』だけ観たことがある(「マット・デイモンがジャガイモ育てるSF」の印象)。本作もライアン・ゴズリング主演で映画化が決定しており、公開を心待ちにしている。

この作品は、悪いことは言わないからとにかくネタバレする前に早く読んでほしい。前情報一切なしで、できれば書籍の帯さえ見ずに。

一言だけ本作の魅力を語るとするなら…

SFの目的が「サイエンスの意義を伝えること」であるとするなら、この作品はその目的を大きく、美しく達成している。

③アニメ

『進撃の巨人』

スラムダンクの映画をきっかけに、近年の日本のアニメすげー!!と改めて思い知り、呪術廻戦やチェンソーマンなど最近流行っているシリーズをいくつか履修した。

特筆すべきはやはり、先日アニメ最終話が放送された『進撃の巨人』だ。

私にとってあの作品は半分ぐらいエルヴィンとリヴァイの物語だったので、「白夜」は忘れられないエピソードとなった。

また、MAPPAというアニメスタジオ自体にも関心が湧いた。

toyokeizai.net

現在の業界は、たまたま応募してきた上手い人を取り合っている状況だ。上手い絵描きが応募してくれるのを期待するのではなく、若い世代に企業側がアプローチをしていく。プロ野球やサッカーのスカウトが参考になる。自分たちで時間をかけて必要な人材を生み出せるようになりたい。

人材育成にも触れており、この辺の考え方はPrime Videoで観られるNIKEのエア・ジョーダン誕生物語『AIR』で、マット・デイモン(また…)演じる実在の人物が、新人のスカウトからビジネスの根幹を揺るがしたことに通じる。

今や日本が海外で競争力を持つ随一の産業と言っていいアニメ業界を、構造から改革してほしいなと期待を寄せている。

④ゲーム

ウィッチャー3 ワイルドハント

この夏、筋トレに加えてランニングを始めた。

ぐるぐる考えがちな性格の私にとって、軽い運動には頭を空っぽにする効果がある。

が、しかし。ケベックの冬は長く厳しい。

冬の間に何か没頭できる趣味はないかと探していたところ、スラムダンクの映画レビューがきっかけで知ったYouTuberが『ホライゾン ゼロ・ドーン』のゲーム実況を配信していた。そのストーリーやビジュアルに心惹かれ、これは没入できそうだと思った。

そこで、我が家にある(夫の)Switchで展開されている、同系統のゲームを探してみることに。

ゲームと言えば、幼少期にマリオやドンキーコングをやって以来遠ざかっていた私。FFやドラクエといったRPGは一切通って来なかった。

そんなゲーム初心者が選んだのが、『ウィッチャー3 ワイルドハント』。オープンワールド(※)RPGの洋ゲーという、難易度高そうなチョイスである。

※オープンワールド:広大な地図上で、移動の制限なく自由にプレーできるゲームデザイン。

↑初期の感想w

  • RPGの定石が分かっていない上に、特に序盤はチュートリアルの連発で脳のキャパオーバー
  • 中世が舞台なので語彙がとっつきづらい
  • ダークファンタジーなので人も街も基本的に陰鬱
  • そもそもファンタジーが得意じゃない(ハリポタもRotRも通って来なかった人種)
  • (前作未履修でもOKとは聞いていたが)やはりシリーズ物なので、知らん人名や地名が知ってる前提でバンバン出てくる
  • 英語なのが上記に輪をかけてキツい

といった理由で、心折れかけた。

もう少しだけ…と続けるうちに、主人公ゲラルトに愛着が湧き始め、"Bloody Baron"(血まみれ男爵)というサブクエストでストーリーに引き込まれた。

その後は順調にメインストーリーをクリアし、拡張パック2本を終える頃にはゲラルトロスになっていた。

原作小説あってこその、深みあるストーリー。単純な善悪で分かち難い、人間のリアリティー。人生初のRPGがこの作品で良かったと、比較対象がないくせに自信を持って言える。

ところで、『ウィッチャー3』はローカライズも秀逸だと聞く。日本における販売元のスパイク・チュンソフトで日本語版ローカライズを担当した本間覚氏が優秀すぎて、開発元のCD Projekt Redにジャパン・カントリー・マネージャーとして引き抜かれたとのこと。

さらにビジネスという視点でもう一つ。CD Projekt Redはポーランドの会社で、同国政府の国策としてゲーム業界を支援している。

automaton-media.com

日本から世界で戦えるゲームが任天堂以外から出てくるためにも、他国の事例から学ぶことは多い。

コンテンツの未来図

というわけで、私の2023年を彩ったコンテンツを紹介してきた。

物質的に満たされ、AIが仕事をしてくれるようになった時、余暇を持て余した人類が行き着く先は、コンテンツなのではないか。

その時、コアなサブカルファンではないからこその視点で、その市場を広げるアイディアを生むことができないかと企んでいる。

というわけで、良いお年を!

 

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【後半ネタバレあり】映画『THE FIRST SLAM DUNK』は俺たちのトップガン【カナダプレミア】

遂に、夢に見た映画『THE FIRST SLAM DUNK』をカナダプレミアで観てきた。

感想は一言、最高でしかない

現時点(2023年8月2日)で、日本では2023年8月末に終映予定、北米やフランスなどで7月末から順次公開中。

よってこの記事は、以下の二つのメッセージを伝えることを目的として書いている:

  • 日本在住の未見の方→とにかく今すぐ劇場へ足を運んで観て!
  • 海外在住の方→居住国で公開されるなら、ぜひ劇場へ足を運んで、日本が誇るエンタメを応援しよう!

タイトルにもある通り、前半はネタバレなし、後半はネタバレありで、この映画の推せる点を紹介していく。

なお、以降『THE FIRST SLAM DUNK』はSNS上での愛称ザファと呼ぶ。

【ネタバレなし】あなたがこの映画を観るべき3つの理由

逆に「なぜ観に行かないのか?」と考えた際に出てくる理由に回答してみたい。

①配信や円盤化を待つ

予告でも垣間見られる通り、ザファには3DCGが用いられている。

劇中には当然バスケシーンがあり、誇張抜きで本物の試合を観戦しているかのような躍動感と臨場感が実現されている。

また、ハリウッドではなく日本ならではと言うべき視覚・聴覚演出には鳥肌が立ち、息を呑んだ。

大画面・大音響で味わってこその体験を、ぜひあなたにも味わってほしい。

そもそも、本作は配信も円盤化もしない可能性すらある。

ザファを観るにあたりKindleで原作を読み直そうとして、紙の本しかないことを知り衝撃を受けた。

これは、井上雄彦先生のこだわりであることは間違いない。

その文脈から、ザファもいま劇場でしか観られない「としたら」?

だからこそ異例のロングラン上映をしているのだ「としたら」。

観ないという選択肢はないだろう。

②原作を読んでいない

ザファが最も刺さるのは、原作を昔読んでキャラや話の流れは覚えているけど、細かい部分はうっすら忘れてる人だと思う。

ただ、原作未読で鑑賞した人からも「全然大丈夫!すごく楽しめたよ!!」という感想を聞いた。

ネタバレありパートで触れるが、原作未読の人も楽しめる話の作りになっていながら、原作ファンにだけ伝わるという仕掛けが散りばめられており、とにかく全方向に愛の溢れた作品なのだ。

よって、未読の人はそのままで良いし、既読の人も読み直さずに観に行った方がいいまである。

③アニメが苦手

これに関しては、声を大にして言いたい。

そういう人にこそ推せる!!

私自身も苦手とする日本アニメの独特なノリが、ザファでは極力排除されている。

これも監督・脚本を務めた井上先生のこだわりであり、声優さんには「普通の高校生が話すように」との指示があったそうだ。

また、北米市場に乗り込んできたザファのポスターを見て、「これは萌え絵を忌避してアニメを見ない層にも受け容れられそう」だと感じた。

過剰な演出をせずともエンタメとして成立するのは、画力と技術、そして構成のなせる技だ。

ザファを観なくていい人

TVアニメ版声優陣の大ファンと、3DCGにどうしてもアレルギー反応がある人ぐらい?

それぐらい、全人類におすすめできる。少なくとも、1回観ておいて絶対に損はさせない。

 

***

 

それでは、映画を観た人に向けたネタバレ感想に入っていく。

【ネタバレあり】この時代に生きてて良かった

ここからは感情の制御が難しいため、ランダムに感動ポイントを列挙していく。

オープニングのメンバー登場シーンが…

カナダ公開まで必死にザファ情報を回避してきたのだが、鑑賞直前にうっかり例のオープニングシーンの内容ネタバレを踏んでしまった。

が!!それでもあのシーンは「ア゛ァ゛ーーーーー!!!」ってなったし、もし不意打ちであれが来たら逝ってしまってたかも知れない。

また、山王戦という情報は知っていたのだが、日本公開直後の観客はそれさえも知らずに映画が始まり、あのシーンで初めて知ることになったら………ロックすぎる

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試合シーンのスピード感

リョータのストーリーと山王戦の試合が交互に折り重なっていく構成は、それぞれの最初と最後がちゃんと繋がっていて、効果的だった。

何より試合シーンの緊張感がすごすぎて、間々で挟まれる回想シーンがなかったら、アドレナリン過多で体力が保たない。笑

実際に試合を観ているような感覚は、3DCGやモーションピクチャー等の技術はもちろん、バスケのスピードを最優先した=アニメ的な演出や必要最低限以上の説明を捨てるという、井上先生の美学によるものだろう。

神は、何を捨てるかに宿る。

お兄ちゃんミッチーというパワーワード

中1リョータと中2三井が「既に出会っていた」という、新規エピソード。

突然の爽やかお兄さんの登場に、「あれっミッチーはグレてたからロン毛のはずで、じゃぁこれはミッチーに激似の人?エッエッッ」と時系列がバグっているうちに、友達にみっちゃんと呼ばれて去っていった。

次回以降、あのキラキラお兄ちゃんミッチーが登場すると分かっていて、果たして心臓が保つだろうか。リョーちんが団地のおばさんに追い出される辺りから身構えなくては。

井上先生の推し三井説

原作では、印象的な個人エピソードがアヤちゃんぐらいだったリョータ。彼を主人公に据えたのは、とても良かった。

ゴリにもスポットライトが当たるし、木暮も随所で締めてくれる。

一方で、花道と流川ファンにとってザファは物足りなく感じるかも知れない。

そう考えると、原作でも映画でもしっかり目に描かれている三井って、井上先生にとって思い入れが強いキャラなんだろうと想像する*1。人間臭いしなぁ。

原作ファンにだけ聴こえるセリフ

鑑賞後にレビューを調べていて、あのクライマックスシーンで花道が「左手は添えるだけ…」を言ってなかったと知って驚いた。

英語字幕で観たからより明らかなはずなのに、完全に心の中であのセリフを補完していた。

他にもゴリの「このチームは最高だ…」とか、木暮の「2年間も待たせやがって…」とか、原作を読んでる人ならきっと補完してくれると信じて、セリフやナレーションを入れない。

井上先生の愛が全方向に溢れている。

北米市場におけるザファの考察

せっかく海外で鑑賞したからには、カナダで観るザファという視点も紹介したい。

ドラゴンボールやナルト、鬼滅の刃に呪術廻戦と、海外人気が高い漫画・アニメの中で、スラムダンクはそこまで知名度が高くないように思う。

ザファがアジアでも大人気と聞いても、正直カナダで上映されるとは期待していなかった。

しかし、そもそもアメリカ発祥であり、井上先生が奨学金という形で日米交流をサポートしているバスケットボール。そのスポーツを描いた、日本最高峰の漫画であるスラムダンク。

北米市場を目指していないはずがなかった。少なくとも、私はそう感じた。

ネタバレなしパートでも触れた通り、萌え絵(オタクっぽいというだけでなく、ロリコンを連想させるため日本以上に忌避する人が多い)とは対極的な、画力の高さありきのリアルな造形。

男5人のバスケ映画(もちろん山王やベンチ、他のキャラもいるけど!)という、メッセージが明確でシンプルなビジュアル。

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そう言えば劇中、彩子の「男でしょ!」というセリフが英語字幕では、確か "Show what you've got!" に置き換わっていた。こうした配慮は当然の北米市場だからこそ、近年のポリコレ路線に辟易している層がいるのも事実だ。そういう人にとっても、本作は純粋にスポーツドラマとして楽しめるだろう。

【記事タイトル回収】30〜40代にとってのトップガン

ザファ鑑賞後はあらゆる感情が押し寄せたが、そのうちの一つに既視感を覚えた。

昨年、映画『トップガン マーヴェリック』を観た時の感情だ。

未履修だった前作『トップガン』を直前に観てから劇場に行ったこともあり、親子や世代交代といった時間軸を含め楽しむことができた。

同時に、私でさえそうした見方ができるのだから、トップガンと共に年を重ねた世代にとっては感無量なんだろうなぁと思った。

漫画連載終了から26年の時を経て映画化されたスラムダンク。幼少期や多感な青春時代に原作漫画やアニメに触れてから、一緒に歳を重ねたのが今の30〜40代。

まさに俺たちのトップガンだ。

最後に〜解釈は添えるだけ〜

いろいろと語ってきたが、最後に本作のタイトル『THE FIRST SLAM DANK』の意味について、私なりの解釈を添えて終わりとしたい。

あの痺れるオープニングと、それに呼応するようなエンディングに象徴される通り、井上雄彦先生の原点であり終着点はやはり漫画なのだろう。

ザファは原作未読の人でも楽しめる映画だと述べた。

ただし、鑑賞後に原作を読むことを前提として。というのが私の意見だ。

国内外問わず、この映画でスラムダンクに触れた人が、一人でも多く原作漫画を手に取ること。

彼らにとって最初のスラムダンクであり、原作ファンにとっても再びスラムダンクに出会い直せる作品。私はそう受け取った。

主人公を変えてTHE SECOND, THIRD...を期待する声もあるようだが、私はザファが最初で最後の映画でいいし、それがいい。制作に掛かった膨大な時間と労力を考えても、ほぼ自明だろう。

 

***

 

さて私はと言うと、新装再編版全20巻を日本から取り寄せようか、本気で検討中である(『re:SOURCE』は既にポチった)。

繰り返しになるが、日本では夏の終わりの8月31日に終映予定の本作。

彼らの一瞬の夏の輝きを、劇場でその目に焼き付けない手はない。

またバスケやろうぜ!

 

 

 

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*1:と思っていたら、対談本『漫画がはじまる』の中で井上先生が「三井は当初バスケをさせる予定はなく、ただの不良キャラとして登場させたが、描いているうちに好きになっちゃった。笑」という趣旨の発言をしていて、やっぱりそうじゃんとなった。

カナダに移住して3年が経ったよ

昨年の一時帰国記事から、プツンと途切れていたこのブログ。

lifeisajanico.hatenadiary.jp

 

辞めてないよー!

 

カナダのケベック州に移住してから、3年が経った。

振り返り記事を書こうとしたら、いつもと同じようなこと(フランス語はまだまだ、将来が不安、筋トレw など)になりそうなので、私の近況について書く。親以外に誰が読みたいんだ、この記事。

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インビザラインを始めた

見える分にはそこまで歯並びが悪い方ではないと思うのだが、たぶん20代後半まで放置していた横向き親知らずの圧力により*1、所々ガタガタになっている部分がある。

歯並びとは恐ろしいもので、一度気になり始めたら不可逆的に気になり続けるパンドラの箱だ。

そういった経緯で、マウスピース歯列矯正インビザラインにお金と時間をぶち込むことにした。

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まだ始めて2週間ほどだが、今のところ痛みはほぼなく、装着中の違和感や着脱には慣れた。

食事中は外せるため、食べられる物にはほぼ制限がない。反面、24時間中20〜22時間は装着が必要なため、食事時間に大きな制限が掛かるのが最大のネック。

間食ができない(装着中に口にできるのは基本水のみ)ので強制ダイエットになるかと思いきや、食関連の楽しみが少なすぎて、飲酒量が増えてプラマイゼロな気が…涙。

心折れそうになるほど不便だが、自分で熟慮して決めたことなので頑張る。逆に、外的要因でやるには苦行すぎるので、絶対に他人の歯並びを指摘してはいけないと思った。

藤井風がゆるくキテる(私の中で)

藤井風さんにいまいちピンと来ておらず、最近の炎上?事件も知らなかった私。

このPodcastのエピソードを聴いて、パーソナリティーの二人の語り口から、なんとなく興味を持った。

『何なんw』『死ぬのがいいわ』『grace』あたりを聞いて、やっぱピンと来んなぁ…と思っていたところに『優しさ』がグッと入ってきた。『Be Alright』でガツンと揺さぶられた。

その後に最初はピンと来なかった曲を改めて聴いたら、脳内リピートされるように。まだ全ての楽曲を聴いていないので、掘り甲斐がありそう…という、一番楽しいフェーズ。

宗教信仰の件ありきで入ったことで、逆にフラットに受け取れているという、謎の現象が起きている。“神”について歌っている(らしい)歌詞も、“愛する人”と読み替えて全然違和感ない。

個人的には、自分の受け取りたいように受け取って、宇多田ヒカルの再来とも思える才能の爆発を享受したいと思う。

家族付き合いにモヤつく

最後は圧倒的に愚痴なのですが。笑

義家族は仲が良く、ファミリーディナーが多い。

私としては、クリスマスや感謝祭など大々的なディナーにはもちろん喜んで参加するが、誰かの誕生日やちょっとしたイベント毎に催される家族・親戚の集まりに毎回出席するのは、勘弁してよというのが本音だ。

それでも文化に適応する努力が大事と考え、2〜3回に1回お休みしてある親族に「あ〜ら久しぶり」と嫌味を言われつつ(ウザいので無視)、なるべく出席するようにしていた。

が、しかし。

今年のイースターの週末、ファミリーディナーが2件あると夫から告げられた。

メンバーを聞くと、うち1件は義妹の彼氏家族メインの集まりらしい。

ちょ待てよとなった私は、夫に対し「なぜ私が義家族の義家族の集まりに参加しなければならないのか」と抗議した。

そこで夫から返ってきた答えが「お母さんから来てって頼まれてるんだよ。妹が、義家族(=彼氏家族)の中で心細いって言うから」だった。

 

おいおいおいおい、ちょ待てよ。

 

義妹が(彼女にとっての)義家族との付き合いに気苦労があるのが理解できるなら、私が義家族に対して持ち得る心境を想像ぐらいできるのではっ?私とか異国に独りなんですけど??

義妹の義家族も、私の義家族も、いい人たちだ。でも、どんないい義家族でも、自分の家族と同じではない。少なくとも私にとってはそうじゃない。

幸い、と言っては何だが、前述の歯列矯正を始めたことで、ちょっとしたディナーをお休みする口実ができた。この3年間、十分努力はしてきたと思う。少なくとも義家族の義家族系の集まりには、基本的に夫単独で行ってもらうことで合意した。

たかが3年 されど3年

海外在住歴が長い方からしたら、3年なんてひよっこだと思う。

が同時に、3年住むとその土地のことってわりと分かるとも思う。特に、自分の肌に合うかといった感覚的な部分。

私もミドサーになるので、あまりフラフラしてないで、期限を決めて未来について考えなくてはいけないな。

結局いつもと同じような結論になってしまいました。笑

来年の今頃は何を考えているんだろう。

 

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*1:現在は全ての親知らずを抜歯済。

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