↑かなり前ですが、こちらの記事でさくっと上の親知らずを抜いた時、下の歯は横向きに生えていてラスボス的に残っている話をちらりといたしました。ちなみに他の2本は数年前に抜歯済です。
この度ついに、ラスボス「下の横向き親知らず」を抜いてきたのでレポします。
どうやって抜くか？
幸い過去3本の親知らずは全て通常通り引っこ抜くだけでOKだったので、下の歯でも痛み・腫れ知らずでした。
でもラスボスは、私がレントゲンを見ても抜き方が皆目検討つかないような、突進するかのような横向き。
生え方等によって多少違いはあれど、大体このタイプの抜き方は共通しているようで。詳しくはググってみて下さい（雑）。基本的には；
- 麻酔をかけ
- 歯茎や（必要に応じて）顎の骨を切ったり貼ったりしながら親知らずをコンニチハさせ
- 親知らずを何分割かに割って
- 頭から根っこまで順に抜き
- 切り貼りした箇所を縫う
- 1-2週間後に抜糸
という流れのようです。
今回2〜5までは概ね順調でしたが、1. 麻酔について備忘録に書いておきます。
抜歯時の麻酔
表面麻酔を歯に塗った後、歯茎に局所麻酔がチクっと刺さりました（この痛みは全然我慢出来る）。まもなく口の中が痺れてきて、先生が「唇まで痺れてきたら効いてるので、その後抜歯を始めますね」と。
それまで注意事項を聞くなどして待っていたのだが……一向に唇が痺れてこない。汗
先生に「どうですか？」と2回ぐらい聞かれて、思わず「うーん、ちょっと痺れているような気も…」と口走るやいなや、抜歯がスタート。私自身、あまり時間が経つのも怖かったので。。
正直一番怖かった歯茎を切る時とかは、全然分かりませんでした。きちんと麻酔効いてる効いてる、と安心しつつ、次はギュイーンという機械で歯を割っていると思われる音が。これもゾッとしないが、痛みは無し。次に、割った歯を抜いていく段階で…
限りなくリアルに伝わる振動
メリッメリッという歯が抜ける音と感覚とともに、頭全体に伝わる振動とほのかな痛み。それが、メリッが続くにつれてさらに強くなるような気がしました。なんかこれ、麻酔の意味ある…？！って感じになってきたので、耐えられない痛みではないけど「いたい…」と言って手を挙げました。
すると先生「あーごめんね〜痛いね〜」と麻酔を追加。結局2回追加したと思いますが、その後やっと唇がハッキリ痺れてきました。
嗚呼、最初のは麻酔の効きが甘かったのね。。やっぱり自分の感覚は正しいので従って正解。マジで痛くなる前に申請して良かった！
無事親知らずコンプリート
途中は正直生きた心地がせず、膝掛けを握りしめる手が汗でぐっしょりでした。でも抜いた後は「これでもう二度と親知らずの心配をしなくていい…！」と精神的にかなりスッキリしました。
痛いのが苦手なので、早め早めに痛み止めを飲んじゃってます。最後まで腫れも痛みもない人もいるようなので、幸運を祈っております（自分に）。。
