この週末は
またまた実家方面に帰っていました。
東京オリンピック仕様。
今回は彼も一緒に。というのも、そう、アレです。
お嬢さんを僕に下さい!
アレをやってきました!!爆
彼の来日後、旅行も含めて何度か彼と会っている私の家族。両親は全く英語話さないのですが、言葉を超えて通じる彼の人柄もあり(さらっと惚気ました)、事実上私たちのことは認めてくれていました。
とは言え一応形として直接挨拶をしようということで、彼にとっては初めての私の故郷に飛んできました。
まだまだ彼は日本語勉強中なので、基本的にはその場で心のままに話すことを私が訳すということになりました。
ただ一応、日本では定型的に「お嬢さんを僕に下さい」と言うことを伝えてはおきました。英語にすると'Please give me your daughter'...? 我ながら、モノみたい。。当然欧米の文化には馴染まないだろうから「別にそう言う必要はないからね〜」と言っておきました。
そんなこんなで、当日。予定通り、挨拶から雑談、そしてだんだんと今回の訪問の目的の話へ。そして核心に迫ろうかという瞬間、突然彼が頭を座布団につけて!
お嬢さんを僕に下さい! (in English)
と言ったのです!!
本当に忘れてもらっていいぐらいの気持ちで伝えたフレーズだったので、彼が顔を真っ赤にして言ってくれてびっくりしたけど、ちょっと嬉しかったです。
その後のこぼれ話
私の家族からの返答は、もちろんYES。
父と母からの、これまた定型的な「こんな娘ですが」やら「寂しいけど二人の幸せと決断を尊重する」やらといった真面目なフレーズが心に響きました。
ちょっと緊張の一瞬が終わった後は、和やかなムードで海沿いのイタリアンにみんなで食事に出掛けました(私が行きたくて、数ヶ月前から予約していた…)。
このわびさびの利いたアワビの一皿、めちゃくちゃ美味しかった。
そこで彼から、こんな話を聞きました。
今回日本式に「お嬢さんを下さい」と言ったけれど、(私の家族にとって)娘がいなくなるとは思わないでほしい。代わりに、息子が一人増えると思ってほしい。
これを聞いて、自分の考え方とは必ずしも合わなくても日本式に合わせてくれたんだなぁと思うと同時に、やっぱり彼の考え方は素敵だなぁと思いました。
日本では家から家へと「嫁に行く」ことに随分フォーカスするけれど、結婚って本来お互いの家が新しい家族を得る(gain)ことで繁栄していくもの。どちらが良い・悪いではないけれど、後者の考えは健康的だなぁと思いました。
これからも末永く
彼にとって緊張?のイベントがまた一つ終わりました。夏休みにはカナダに行くので、今度は私の番?!
というわけで、今後ものんびりと確実に歩みを進めてまいりますのでよろしくお願いします。