何を血迷ったか、3ヶ月連続で新しい生理用品に挑戦するという革命期を過ごしました。これまで20年余りの間ナプキンに固執してきたのは何だったのでしょうか。
その結果、現時点での個人的な解が出たのでシェアします。いつも通り、苦手な方はスルー下さい。
…と言いたいところですが、生理の話って女性はもちろん、男性もパートナーや家族について理解することに繋がりますよね。タブーな話題っぽく扱いたくないので、サクッと本題に入りまーす。
結論:日本に住んでたらシンクロフィット一択
SNSで話題になってて気になっていた、ソフィのシンクロフィットという商品。 試しにAmazonで購入して、日本から親に送ってもらいました。
その矢先、コロナの影響による航空便引き受け停止があり、いつ届くか分からない事態に。待っている間に、先にカナダのタンポンや月経カップを使ってみたという経緯。
先日無事にシンクロフィットが届いたので、早速使ってみました。結論から言うと:
日本在住だったら間違いなくシンクロフィット。海外在住(でシンクロフィットが手に入りにくい)なら月経カップが最適解。
侵襲度が低いシンクロフィット
シンクロフィットとは、膣口に挟む形で経血を吸収する生理用品。単独ではなく予備的にナプキンを併用することで、2時間ほど吸収時間をプラスすることができます。
お股に挟むとは…?痛いの?取れないの??と使用感の想像がつき難かったのですが、
初回の感想は「え、これだけ?……確かに、本当に落ちない!」でした。ビジュアル的には予想以上に挟んでるだけ感が強く、最初のうちだけ座るとやや違和感があります。が、時間が経つと気にならなくなります。
何と言っても挟んでるだけな分、侵襲度で言えば月経カップ>>タンポン>>>>>シンクロフィットです。当たり前ですが。逆に、月経カップ経験したら他は何でもいける気がするよ。笑
使って分かった最大の利点2つ
使ってみて特に良かったシンクロフィットのメリットはこの2つです。
1. ドロッと出た時に漏れを気にしなくて済む
これはタンポンも月経カップも同じですが、ドロッと出た時の経血がナプキンに広がる前に吸収してくれるので、あの漏れへの不安や不快感が解消されます。
月経カップの記事でも書きましたが、私の場合は生理時の憂鬱さの大部分がこの「ドロッと」のせいなんじゃないかと思うぐらい、これが無いだけで生理が快適になりました。
2. ゴミが減る
特に欧米で月経カップはサステイナブルな生理用品として注目されていますが、シンクロフィットはある意味ゼロウェイストです。
本体はお股からトイレに落として、個装パッケージと一緒に流せます。水溶性の繊維を水に流していることにはなりますが、予備のナプキンの代わりに吸水ショーツを使えば、ゴミが一切出ないことに。
これこそサステイナブルなのでは?欧米でも受け容れられないかなぁ。
▼シンクロフィット+吸水ショーツの使い方については、こちらの末次先生のnoteが超参考になります。
目標:生理から自由に
せっかく月経カップを買ったので、在宅時に生理の重い日が重なった時はそちらを使って、オフィス出勤や外出時にシンクロフィットを使ってみようかなと思います。
ともあれ、生理用品にこれだけのチョイスが出てきたのは嬉しい限り。生理に制限されない、自由な人生を歩みたいものです。