先日ワクチン1回目打ってきました💉翌日接種部位がやや痛かった以外は、特に変化なし。
— Casey@モントリオール通信🇨🇦 (@lifeisajanico) 2021年5月29日
受付から問診まで、全部フランス語で通せた!🙌……最後の1問までは。
👱🏻♂️Votre date de naissance?
👩🏻え〜っと…🙄(スゥッ)mille neuf cent quatr
👱🏻♂️You can say that in English😊
ちょっとぐらい待ってや😇
カナダ移住直後は赤ちゃんレベルだった私のフランス語も、なんとか日常生活を送れるレベルになりました(なってるのか?)。
この1年を振り返って、より効率良くサバイバルフレンチを身に付けるために、過去の自分に教えてあげたいポイントを、レベル別にまとめてみました。
今からフランス語を学ぼうと考えている方や、なんとなく難しそうと感じている方の参考になれば幸いです。
では、C'est parti !
レベル① 乳児レベル→幼児レベル
英語だと5歳ぐらいの子でも使うような表現がフランス語だと出てこなくて、本当にじれったく感じました。
その中から基本のきを5つ厳選。
- anyway(とにかく): en tout cas
- in fact(実は): en fait
- by the way(ところで): en passant
- of course(もちろん): bien sûr
- especially(特に): surtout
※ spécialementより口語的
日常生活で必須の表現ばかりでしょ?
しかもこれらのフレーズの良いところは、文頭にとりあえず言っとけば後に続くフレーズを考えられること。英語でも"Well..."や"Let's see..."と言って時間を稼ぐのは常套手段ですが、フランス語でもこれにあたる"Ben..."や"Comment dire..."などと言っておこう!
レベル② 幼児レベル→小学生レベル
もう少し入り組んだ構造の内容を言う時に知っておきたい表現。
ちょっと文法っぽい説明が入ってきますが、日本人は比較的得意だと思います。
- rather(むしろ): plutôt
- still(それにしても): quand même
- even if(たとえ〜であっても): même si
- moreover(その上): de plus
- despite/although(〜にも関わらず): malgré+名詞/bien que+接続法
※ 接続法=Subjonctif:動詞がちょい特別な活用
この辺が使いこなせるようになってくると、二つ以上の文章を繋げて表現できる=抽象度の高い会話に近付けると感じています。
レベル③ 【英語ボーナス】副詞を使いこなせ
日本人がフランス語を学ぶには、義務教育でそれなりの時間を費やす英語を経由した方が圧倒的に楽です。
理由はこのブログでも以前書いた通り、英語とフランス語が起源を分け合っているため、驚くほど語彙も表現も似ている部分が大きいからです。
その最たるものが副詞で、「この副詞フランス語で何て言うんだろう?」と思ったら、とりあえず英語の-lyを-mentに変えてそれっぽく発音してみて。7〜8割ぐらい通じます。
日常でよく使うものだけでも;
- excatly(ぴったりと): exactement
- directly(直接的に): directement
- rapidly(速く): rapidement
- absolutely(まさに): absolument
- honestly(正直に): honnêtement
主語+動詞(+目的語/補語)だけの文章に副詞を添えるだけで、ずいぶんと表現が豊かになります。
英語を経由してこれだけの彩りをゲットできるのは、ボーナスだと思いませんか?
仏語 恐るるなかれ
難しいイメージを持たれがちなフランス語ですが、こうして見ると少し挑戦のハードルが下がりませんか?
確かに、動詞の活用や女性・男性名詞といった最初に覚えないといけない事項が多い言語ではあります。
だからこそ今回紹介したような、初期にブーストを掛けられるようなポイントを共有していきたいと思います。
次は発音についてもまとめてみようかな。À la prochaine !