少し前の話になりますが、ちょうど桜が咲き始めた佳き日に結婚式を挙げました。
以前何度かブログにも書いた、思い出の東京大神宮にて。
【お出かけ】思い出の東京大神宮へ【神前式】 - 外資系OLの眼鏡
【結婚式レポ】東京大神宮の模擬挙式&試食会に行ってきた【おひとり様】 - 外資系OLの眼鏡
当日はお天気にも恵まれ、何より「結婚式をして良かった」と心から思える(自分で言うのも何ですが)素敵な式になりました。
私自身、東京大神宮や神前式についていろんなブログを読んで調べたので、和婚を挙げたいと考えているカップルのお役に立てたらいいなぁと思い備忘録を書き留めます。
小さな結婚式
私たちは華美な挙式・披露宴に憧れがあった訳ではなく、東京大神宮で式を挙げることに意味があったので、家族・親族と近しい友人を招いて
- 挙式・会食(家族・親族中心)
- ウエディングパーティー(友人中心)
の二本立てを1日で行いました。
東京大神宮の場合、拝殿内で行われる挙式に家族・親族以外の列席者も出席することができます(席の用意の都合上、前もって大体の人数を伝えておく必要あり)。
夜のパーティーまで時間が空いてしまうので、希望者は挙式も出席できますよ〜と軽く案内したところ、予想以上に多くの友人が出席してくれました!
厳かな挙式
主に下記のイベント?が粛々と30分ほどで執り行われます:
- 参進の儀
- 三献の盃(いわゆる三三九度)
- 巫女の舞
- 誓詞奏上(いわゆる祝詞)
- 玉串拝礼
- 指輪交換
個人的には誓いのキスがこっ恥ずかしいので(人のを見る分には良いですが♡)神前式だと無くて良かったです。笑
一方、東京大神宮では洋風に指輪交換の儀式も採り入れています。
また国際結婚の観点で言うと、玉串拝礼は当日控え室で手順をレクチャーしてくれるので、新郎新婦・両家代表ともに本番はバッチリでした。
祝詞に関してもグローバル対応で、ローマ字で書かれたものを打ち合わせ時に渡してくれました。通勤中に毎日練習した甲斐あって、カナダ人夫は完璧に読み上げました(本番もローマ字版のアンチョコを差し込んでくれます):D
神前式で良かったこと
昨今の着物回帰もあってか和婚が増えてきている印象ですが、こちらの記事によると
教会式が1番多く57.8%、次いで人前式が21.8%、神前式が18.2%という割合
とのこと(2016年調べ)で、まだまだ神前式は2割未満と少数派。体感的にもこの統計はだいたい合ってるのではないでしょうか。
チャペルでの挙式→披露宴→二次会のいわゆる王道でも、もちろん個性的で趣向の凝らされた結婚式はブログやインスタで見かけます。
しかし、オリジナリティを追求すればするほど準備に手間と時間が掛かる!!
それが和婚なら、たとえスタンダードな形でも(そもそもアレンジの幅が良い意味で小さい)少数派というだけで、集まってくれたゲストの記憶に残りやすいのです :)
実際カナダから来てくれた家族・友人はもちろんのこと、日本人勢も「由緒ある神前式の様子を目の前で見られて良かった」と言ってくれて嬉しかったです。
結婚式した方がいいよオバサン
小さな結婚式ということもあり、費用も一般的な挙式・披露宴と比べると小さめでした。
とは言え、人生でベストXに入る大きな金額であることは変わりません。
よくセレモニー業界はぼったくりだとか言われますが、自分の結婚式を通じて、大きなお金を支払う価値はあるなぁと思いました。
準備段階は巷で言われるように本当に大変でしたが(国際結婚ということもあり)、当日は「新婦様は何も心配しなくて大丈夫」「あなたが一番幸せな一日になるよう全力でサポートします」という式場スタッフのプロフェッショナル魂を感じました。
そして何より、生まれてからお世話になってきた方々が一堂に会してくれて、一日中「おめでとう」という言葉を投げ掛けてもらえることがどれだけ幸せか。こればかりは体験しないと分からない感覚でした。
最近は結婚式挙げたくない派も多いようですが、もし金銭的な理由だけで避けているようなら、ご祝儀払い可能なスマ婚やミニマムな挙式のみ(平日だとさらに安かったりする)など方法はあるので、是非検討してみてほしいです。
結婚する・しないは個人の価値観によるかと思いますが、結婚式はした方がいいよオバサンになるかもです。笑