週末は、友人の結婚式のため金沢へ。
金曜定時にオフィスをひらりと抜け出し、向かうは東京駅。
北陸新幹線に乗るのは初めてだったのですが、何を思ったかグランクラスに乗ってみたので、その感想をレポします。
グランクラスとは
「新幹線のファーストクラス」とも呼ばれ、東北・北陸・北海道新幹線に乗る人の関心を惹き続けるプレミアム車両。
各列車に1車両のみ、食事・飲み放題付(もちろんアルコール込)、その価格は東京〜金沢間で26,970円*1。つまり普通車なら往復できてしまう。
今回金沢に行くことになり、前から気になってたグランクラス乗ってみよっかなーと調べてみたら、私自身その値段にたまげました。笑
迷った挙句、一年に一度ぐらいアホみたいな贅沢してみてもバチは当たらんやろと思い至り、利用してみることに。
乗り心地は?
結論から言うと、グランクラスにして良かったです!
まず、金曜の終業後=単身赴任や出張前乗り組みで駅はごった返し、みどりの窓口も大混雑でした。
チケットは予約しておけば良いとしても、大混雑のターミナルの中で駅弁を確保するのはなかなか大変だったと想像します。
しかーし!グランクラスなら、席を確保して列車に乗り込みさえすれば、あとは至れり尽くせり。飲み物・軽食・おつまみと次々持ってきてくれます。
和食をチョイス。
男性には量が少ないかも知れませんが、私はこれとおつまみ(あられとパウンドケーキ)、そしてお酒で十分でした!
グランクラスオリジナルワイン、長野の井筒ワインという所のものでした。芳醇で美味しかったです。
飲み物の残りが少なくなるとアテンダントさんが「よろしければ何かお持ちしましょうか?」と聞きにきてくれるので、ついつい調子に乗って飲み過ぎちゃいました、テヘ。
値段の価値あり
正直乗る前は「たっかいな〜」と思ってた10,000円強の差額ですが、乗ってみてその価値はあるなと思いました。
上記のような実質的なサービスはもちろんですが、車内の落ち着き・静かさといった、副次的なメリットが大きかったです。やはり世の中には、相応の対価を払って得られる快適さというものがあるのだと感じました。
かと言って、毎回グランクラスに乗るかと問われれば、私の答えは否でした。
値段もありますが、食事のメニューが和洋以外にチョイスが無ければ、正直飽きてしまうと思います…。
それを差し引いても、少なくとも一度は乗ってみる価値のある経験でしたよ!機会があれば是非体感してみて下さい。
余談
今年30歳になるんですが、よく聞かれる「20代最後に何がしたいか?」という問いに対する私の答えが「ありったけのバカなことをする」です。
このグランクラスもその一つ。…まぁ30代になってもいくつになっても、バカなことするんでしょうけどね。
残り数ヶ月の20代は、賢く生きることを一旦脇に置いて「今までの私ならきっと選ばなかった」であろう選択肢を常に選び続けていきたいのです。
*1:2018年6月現在