フルーツ皿を求めて合羽橋に行った時に思ったこと。
世の中に、可愛いお皿なんて無数にあるんですよね。
値段もピンキリだけど、安い価格帯にも高い価格帯にも本当にいいモノがいくらでもある。贅沢な話だけど、その中から一つを選ぶことは思った以上に難しい。
値段的には気に入ったモノをあれこれ買えたとしても、収納場所や「将来カナダに持って行ってまで使いたいか?」を考えると、どうしても取捨選択が必要になる。
そんな時に気付いたのが、だからブランドが役に立つんだということ。
素敵なお皿なんて無数にあって選べない。だからイッタラのカステヘルミを選ぶ、とか。そこには特別さと、少なくとも自分が好きで選んだという自覚とがちゃんと宿る(嫌いなものをわざわざ選ぶ人はいないだろう)。
もちろん、鞄だって靴だって車だって掃除機だって食べ物だって、世の中にはいいモノがたくさんある。その中でわざわざ一つを選ぶために、ブランドという効用を利用するのは、選択を少し簡単にするための方法なのかも知れない。