カナダに移住してから早いもので、1ヶ月が経過しました。
お陰様でホームシックになることもなく、日々のんびり人生の夏休みを過ごしています。夫婦ともに無事仕事が決まったので、働き始めたらこうも自堕落にはいかないでしょうけど…。
ミレニアル世代の高校留学
高校生の時にも、1年間カナダに留学しました。
その時は、行きの飛行機やカナダ到着最初の夜から、しばらく涙で枕を濡らしていたのを覚えています。長期間親元を離れるのが初めてだったということもありますが、家族や友人と連絡を取る手段が限られていたことが大きかった気がします。
15年近く前なので、手紙か国際電話(テレカみたいなのを買って、ホストファミリーの固定電話を遠慮しながら使う)がメイン。辛うじてMSNメッセンジャーがありましたが、日本で私の周りでは使っている人がほぼおらず。
ついでにちょっと甘酸っぱい(?)話。当時日本で仲良かった男の子に私のhotmailのアドレスを伝えて出発しました。カナダ到着後に彼からメールが届いていて大喜びで開封したら、日本語が全て文字化けしていて読めなかった…。その後のやりとりに繋がらず、淡い恋心も泡と消えましたとさ。
テクノロジー今昔物語
さて2020年現在、LINEで乗り継ぎの空港からでさえ無事を報告でき、FaceTimeで電話はもちろんビデオで“会う”こともできる。むしろ日本にいた時より、親と頻繁に連絡を取っています。
Twitterでは日本の動向を絶えず追えるし、Podcastで日本語のラジオを聴き続けていれば、本当に日本にいるのと変わりません。
高校留学の時は、現地の生活を体験し英語を身につけるために、1秒も無駄にしたくありませんでした。1年間というタイムリミットがあったし、自分でもバイトして稼いだ大金を掛けて来ているから。
だから日本語の情報をシャットアウトしたし、現地で出会った数少ない日本人の留学生とも英語で話すぐらいでした。
がんばらないをがんばる
一方、移住という異なる状況でカナダにやって来た現在。
滞在期間のお尻が決まっていないということもあり、長い時間を掛けてこの地に馴染み、根を張っていく必要があるでしょう。
だからこそ、自分に不要なストレスを掛けないことを今は最優先しています。マラソンで最初飛ばしすぎないように。ええかっこしぃで人の目を気にしぃな私だからこそ。
ゆっくりいくよ!
おまけ
日本語の曲もよく聴きます。
🇨🇦に来て数週間が経ち、FaceTimeやSNSなどテクノロジーのおかげで意外なほど寂しい思いはせずに過ごせている。
— Casey@外資系OLの眼鏡🇨🇦 (@lifeisajanico) 2020年5月29日
でも今日久々に日本出発する前にダウンロードした森七菜さんの『カエルノウタ』を聴いて、胸がぐーーっとなった。飛行機で映画『ラストレター』見てる途中寝落ちしたけど←
昔コーヒーのCMで聞いていた『明日があるさ』は、単純な歌詞だと思っていた。
— Casey@外資系OLの眼鏡🇨🇦 (@lifeisajanico) 2020年6月9日
「明日があるさ明日がある
若い僕には夢がある」
夢があるのは当たり前すぎて疑いようがなかったから、通り過ぎていったこの歌詞。
40歳になったら30歳が、50歳になったら40歳は、若くて夢が溢れてたと振り返るんだろう。
星野源さんやSuperflyさんの音楽も、美しい日本語が異国で聞くと余計に心に染みる。