明けましておめでとうございます。
日本から遅れること14時間後に、カナダの家族とともに2021年を迎えました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年の漢字
昨年、一昨年と、年初の抱負とともに、その年のテーマを漢字1文字で表してきました。
そこで2021年の漢字として降りてきたのがこちら。
捨てる。
なんだか新年の抱負としては縁起でもないような気がしますが、どういう気持ちかというと。
2020年は“捨”元年
2020年カナダ移住に際して、勤めていた会社を退職しました。
カナダに越してからはフルタイムでフランス語学校に通っており、修了するまで約1年間就業していない状態になります。
正社員という待遇を手放すこと、収入が途絶えること、キャリアが一時中断すること。不安やストレスはありましたが、一方で移住という言い訳がなければ絶対に手放せなかったと実感しました。
日本でも組織に属さない働き方を模索して、自己啓発本やビジネスセミナーに時間とお金を費やした時期がありました。でも心の底では、実際に行動に移さなければ何も変わらないと分かっていました。
もちろん、現在の状態が必ずしも目標としていた生活に繋がるとは限りません。むしろ「え、もしかして私(職業人生に関しては)詰んでる??」と胃が痛くなりそうな時も多々あります。
それでも、日本で決して手放すことができなかったものを手放したスベースに、何を手繰り寄せるべきか。走りながら考えている最中です。
何かを手に入れるためには
というわけで、2021年も引き続き、これまで執着してギュッと握りしめていたものを一つひとつ手放していきたいと思いました。
無駄なプライドや社会的通念といった精神的なもの。
動物由来の食品を減らしたり、シンプルで長く使えるファッションやインテリアを選んだりといった物質的なもの。
これらを“捨”てることで初めて、これから必要なことが入ってくるスペースができます。
最近YouTubeの動画を見ながらヨガを初めてみたのですが、ヨガの呼吸でもまずは吐き切ることで大きく吸うことができると聞いて、インスピレーションを受けました。
どれだけ捨てられるかな
というわけで、ややふわふわしていますが2021年の抱負は“捨”。
具体的な目標については、残り少ないお正月休みに考えてみます。
年末にどれぐらいの物事を捨てることができているか、今から楽しみです。