ふと、自分は「あんまりトラブルに巻き込まれにくい方だな」と思った。
もちろん、ただ運がいいだけ、環境に恵まれてるだけ、たまたま今まで大したトラブルに遭遇してないだけ、どれも可能性はある。
が、同じような環境で過ごしていても、明らかにトラブル遭遇度が高い人はいる。
そういう人たちを責めるつもりはない。私は私でしんどいという話も最後にする。
ただいろんな人と話していて、どうやら私としては当たり前にしていることが、トラブルを遠ざける・確率を下げているのかも知れないと思い至ったので、今日はそれをシェアしたい。
トラブル回避の具体策
私は30年余り生きてきて、一度も財布や携帯といった所有物を紛失したことがない。一方、海外旅行で複数回財布を盗られたことがある知人もいる。
「無くす」という行動にはADHD等の要素も影響すると思われるが、「盗られる」というのはまた別だ。
そんな私が海外旅行時にどんなことに気を付けているかというと:
- 基本常にカバンは前で持つ
- 公共交通機関や人混みでは胸に抱える
- 背筋を伸ばし、まっすぐ前方を見つめ大股で歩く
- ブランド物は身に付けない
- 服装はモノトーンなど現地民に溶け込むようなスタイルを意識する
- 日本人女性特有の動作(例:カバンや袋を肘に掛けてヒョコヒョコ歩く)を避け、海外の強そうな女性がしている動作(例:仁王立ちで腕を組む)を心掛ける
海外にいなくても、常にこの辺りは気をつけている:
- 一人で歩く時はちょくちょく後ろを振り返る
- 同じペースで後ろを歩いている人がいたら(特に怪しくなくても)歩く速度を落として先に行かせる
- 停まっている車の側を通り過ぎる時は距離を取る
- 店に着いた時、店を出る時、店を出た後、カバンの中身(財布・携帯など)をチェックする
- 電車で近くにいる人に違和感を感じたら、迷わず車両を変える・次の駅で降りる
家を選ぶ時は、限られた予算の中でも下記の点を優先する:
- 駅からなるべく人通りの多い道だけを通って帰ることができる
- そもそも駅近
- オートロック
その代わり、「通勤時間」や「最寄駅が各駅停車しか停まらない」といった利便性は譲歩できる。
あとは人間関係について、下記の特徴を持つ人とは挨拶と事務的会話以外は関わらないようにしている:
- 呼吸するように嘘をつく
- Aさんの前でBさんの、Bさんの前でAさんのことを悪く言う
- 聞いてもない第三者の個人情報をぺらぺら喋る
トラブル回避の代償と特権
ご覧の通り、日常生活で気を付けていることがかなり多い。
しかもほぼ無意識のうちにやっているので、自分でも知らない間に神経をすり減らしているんだろうなぁ…。
多少のトラブルは許容できるという人は、その分人生楽しんでるのだろう。笑
あともう一点、特に防犯上のポイントについて、これらを気にせずに済んできたという人は、身体的なのか社会的なのか何らかのアドバンテージを享受していることを心に留めてほしい。
その環境に感謝し、アドバンテージを持たない人に対して配慮する社会作りに、私自身も加担したいと思う。