いまの会社に入る時の最初の面接で、中盤何を思ったか
「すみません、緊張しちゃって・・・(フゥ)」
という言葉が口から出てきて、おもむろに出されたお水を一口飲み、もとの会話に戻っていきました。
いま思えば特にそこまで緊張していた訳ではないのですが、この言葉を口にした後は、肩の力が抜けてストンと落ちたことを覚えています。
面接していた側(いまの上司)も「いやいや、まぁお水でも飲んで」と笑いながら言ってくれて、一瞬場の空気が和んだ気がしました。
あくまで人対人であるという感覚を手にしたその瞬間以降は、気負わず、かつナチュラルに自分の経歴や出してきた成果を伝え「会話する」ことができました。
そこで私は
以後すべての面接で「すみません、緊張しちゃって」を使いました。
最初の一回は本当に口からこぼれた言葉とするならば、
後の数回は半分本当、半分意識して言ったと認めざるを得ません。笑
世のあざといガールが「呼吸するように」男性を手玉に取っているのでそのつもりはないと言う気持ちが分かるような気がします(違うか)。
でも全く緊張してないのにこれを使うとそれこそあざとく映っちゃいますので、本当に緊張しつつある時に使うという、ピュアな掟をお守り下さいね。
「緊張している」なんて言ったら、度量の狭い奴と思われるんじゃないかという不安もあるかと思います。
確かにそう取る人もいるかも知れないので、 自己責任で使ってください。笑
ただ自分なりに分析すると、緊張していることを自己申告することによって
- 実際緊張して上手く話せない場合→「緊張してるもんねー落ち着いて話しなー」と思ってもらえる
- 思ったほど緊張せず上手く話せた場合→「あれ、緊張してるって言ってた割には堂々としてるじゃん!」という好評価になる
と、プラマイ0かプラスかなので少なくともマイナスにはなりません。
逆に緊張しているのに無理に虚勢を張ろうとしたら
- 緊張せず上手く話せた場合→「ふーん、まぁそんなもんかな」
- 緊張して上手く話せない場合→「ハッタリだったんやな!!」
と、プラマイ0かマイナスになりかねない・・・というのは屁理屈でしょうか。笑
三度の飯より面接が好き!という人でない限り、初対面の社会人と会話した末にジャッジされるという状況では、誰しも多少は緊張するものと思います。
そんな状況を、押し込めたり跳ね返したりするだけでなく「受け容れる」という対応も、選択肢の一つとしていかがでしょうか? :)