最近、プチ瞑想を始めた。
ってそんな流行り物みたいに言っていいのか分からないが、これまで何度か挑戦しようとする度に「チャクラがどうのこうの」とか「インナーチャイルドと話す」とか「場合によっては専門家の指導のもと行いましょう」とかっていう説明を読んで心が萎えていたのと比較して、心理的ハードルを下げた状態で試みている。というか多分上記は、アダルトチルドレンの治療とかそういう文脈で読んだ“瞑想”でしょうね。
心赴くままにする瞑想
とにかく、いま私がゆるゆると気の向くままにやっているプチ瞑想は、こんな感じだ:
- 朝起き上がる前や夜寝る前、昼間何の用事もない時など邪魔が入らないリラックスした状態の時に行う
- ベッドの上に仰向けになる、もしくはソファの上で胡座をかく
- 目を閉じて、鼻から吸い込み口から吐く長めの深呼吸を続ける
- 思考することをやめて、ただ呼吸する自分とその内部(コア)に集中する
- 途中で雑念(「あぁコレしなきゃ…」「アレはどうなったかな…」etc.)がよぎっても構わないので、「自分は今いろいろ考えてるなぁ」という事実を見つめる
- 5分でも10分でも1時間でも、状況が許す範囲 or 自分がスッキリしたタイミングで終える
結局一般的に言われている瞑想のやり方と変わらず、特に目新しい部分はないのだが、時間・場所・姿勢・長さに捉われず自分のやりたいようにやっていいんだと気付いてから、ぐっとハードルが下がった。
また5. の途中で雑念が浮かんでもその事実を見つめるという点も気持ち良く、「あぁ集中できてないっ」と思う必要がないので続けやすい。そのうち、もっと雑念が晴れてクリアになっていくのかな。
光とかオーラに包まれるイメージを想像するという人もいるみたいだが(あれ、突然怪しい感じに聞こえてきた?)、私はもっと物理的なイメージで、頭のゴミを空っぽにする感じを思い浮かべている。
モノの断捨離と同じで、お気に入りのモノに囲まれた心ときめく生活って、まずはいま部屋にある心ときめかないモノを捨てることから始まる。脳においてもそれは同じだと思う。
一生モノの習慣
毎日というルーティーンが決まっているわけでもなく、気付いた時や思考で頭がうにゅうにゅしているなぁと思った時にやっている。
明確な変化があったかと言われたらまだ分からないが、瞑想のポーズに入った瞬間にそれまで肩に力が入っていたことや、無意識のうちに眉間に皺が寄っていたことに気付くので、効果は確実にあるのだろう。
一生続けていきたい習慣がまた一つできた。