職場で嫌なことがあった。
冬休み前で仕事が立て込んでいるのもありデスクでランチを掻き込もうと思っていたが、最近上手くいかないことが続いていてどうしても空気を打破したかったので、オフィスビルの外にふらりと歩き出した。
ふと目に入ってたまたま入ったのは、お昼は定食出してる居酒屋。入る前に確認しなかったが最後、隣のおっさんが煙草吸い出して「あー…」とテンションが下がる。
言葉に救われた
そんな中でTwitterをチェックしていた時に見かけたこちらのツイート。
料理人の父に一人暮らし始めたての時に「出汁の作り方教えて」って言ったら「出汁の素使え。家庭料理は作るのを嫌いになったら終わりだから、最初から手間をかける必要はない。上達して、余裕ができて、やりたいと思ったら出汁を取ればいい」って言われた。
— しゅがめい子 (@meiko628) 2018年12月18日
これを見て、なぜか泣きそうになった。
スレッドの中にあった「最初にもらった言葉で、料理を続けていけるかどうかが決まる」というメッセージと併せて、これって料理に限らず勉強でも仕事でも何でも同じじゃないかと思った。
本質が分かっているということ
本当のプロフェッショナルとはこのお父様である。
好きになれば自然と伸びることを分かっていて、好きになるための具体的な方法を提示できる人。
確か駅伝で4連覇した青学の原監督も、週3回は部員の自主練に任せているとか。
私もいつか一廉の人物になれた暁には、そうやって人を伸ばせるプロフェッショナルになる。
気付いたら、煙草を吸ってたおっさんは居なくなっていた。
私の一日がやっと始まった気がした。