元外資系OLの眼鏡

カナダ人と結婚5年目。カナダ・ケベック州モントリオール郊外在住。国際結婚のリアル/海外移住生活/日々の気づきなど、のびのび更新中。

拝啓・新社会人の皆様(と自分)へ

朝電車で読んでシェアして、お昼休みに読み直して改めて良い記事だったのでブログに書く。

内容としては、組織で仕事をする上で間違いなく訪れる「問題が発生した時」(特に進捗が遅れている時)に、問題を言語化すること、そしてそれを周囲に(できれば適切な人に)言いましょうという話。

内容そのものと同じぐらい身をつまされるのが、記事冒頭でも言及されているこの部分:

言葉にしてしまうと、なんか当たり前の話みたいじゃないですか?

出来て当然、みたいに思いませんか?

 

いや、これが、実はぜーーんぜん当たり前じゃないんですよ。かなり長いこと会社組織で働いていても、この二つがてんで苦手という人は全く珍しくありません。

働いたことある人ならみんな分かるはず。これがいかに簡単なことではないかということを。

 

この二つがてんで苦手だった私が通るよ

意識高い系大学生を経て就活生、そして新入社員となった私は、例に漏れず元MッキンゼーやらBスコンやらのビジネス猛者たちが書く「新入社員が知っておきたいほにゃらら」的な本を数多く読んでいた。それらを読むのは楽しかったが、実践するのとはまた別なのは火を見るより明らかだ。

結果、空回りに次ぐ空回りの果てに、絶望的に仕事を抱え込んで急性胃腸炎で倒れた。決定的に悲しかったのは、最悪な状態で投げ出した仕事のすべてが速やかに先輩や上司によって片付いたことだ。つまり、大した仕事でもないのに無駄な責任感とプライドを持って抱え込んでいたのだ。

 

騙されたと思って

話を記事に戻したい。

ここに書いてある内容には、書店の棚を賑わせるビジネス本に書いてあるような華やかさはない。むしろどちらかと言えば後ろ向きな話である気もするし、攻撃力高そうじゃない。

し・か・し!

組織人にとっては「防御は最大の攻撃なり」であって、マジで要らんことしなくていいからこの記事に書いてることだけしてれば自然と周囲の信頼を得られて、結果として仕事できる人と認識されます。

今の職場にもそれこそ元外コンで鬼のように仕事ができ、容姿端麗かつ性格が良いという前世で相当徳を積んだことは間違いない方がいる。そのような人をよーくよーーーく観察すると、上記のことができている+「何か強みが一つある」というケースが多い。言い換えるとただそれだけなのだ。スーパーマンのような人でも、因数分解するとこの記事で書かれていることができていることがスタート地点であり、かつそれは限りなくゴールに近い。

これなら目指せそうって思いませんか??

 

来週から街には

この週末を越したら、真新しいスーツに身を包まれたフレッシュな風が街に溢れるだろう。

こんな◯ソみたいな社会と世の中に絶望する時もあれば、この世の中捨てたもんじゃないなって思う時もあると思うけど、働いて遊んで恋をして、生きていきましょう。

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