元外資系OLの眼鏡

カナダ人と結婚5年目。カナダ・ケベック州モントリオール郊外在住。国際結婚のリアル/海外移住生活/日々の気づきなど、のびのび更新中。

キャリアの基礎代謝

突然だが、私は30歳現在、食べてもあまり太らない。具体的には、ここ10年ほど身長160cm/体重48kgぐらいを、特に何もせず保ち続けている。

ちなみに男性の方には想像がつき難いかどうか、この数字は特に痩せ型でも太り気味でもなく、極めて標準体型(BMI=18.7)である。

 

太りづらい要因

ダイエットもこの10年したことがない。もちろん、お正月に食べ過ぎたらちょっと顔が丸くなったり、忙しい日が続くと「げっそりしてない?」と言われたりということはある。ただあくまで一時的で、その後おいしく気持ち良く食べていれば、前述の標準体重に自然と戻っていく。

私から見ると十分スリムで美しい女性が「ごはん3分の1で」と注文している横で躊躇なく唐揚げ定食を平らげながら、もしかしたら世の女性は、努力をしてこの体型を保っているのかな?と思った。

私も後から反動が来る可能性は否定できないが(「ここからガクンと来るわよ〜」というお姉様方の声が聞こえてきそうだ)、少なくとも今まで努力せず体型を維持してこれたのは間違いなく基礎代謝が高いからだと思う。

水をよく飲むし、汗もよくかく。毎日快眠・快腸宣言。

 

努力・忍耐はダサい?

そしてこの基礎代謝はどこから来ているか?というと、基礎体力と筋力である。そしてこれらを形成したのは間違いなく、学生時代の部活だ。

高校の時こそ留学のためバイトに勤しんでいたものの、中学・大学とそれなりにゴリゴリの運動部だった。決してスター選手ではなかったけど、当然筋トレや走り込みはやってきた。

いくらM気質の私とは言え(知らんがな)、当時はしんどくて辛くて何度も逃げ出したくなった。が、昨今の「楽しいことや得意なことを伸ばそう」「ありのままで」という風潮よりは昭和寄りの時代+田舎だったので、普通にそれに耐えるもんだというメンタリティで育ってきた。

当時は辛かったけど、今ではあの時の努力と鍛錬のおかげで、食べたいものや着たい服を我慢せずに済んでいる。

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未来の自分に向けたギフト

頑張りがきく時にある程度仕事を頑張るというのは、キャリアにおける基礎代謝を上げるということなのかなと思う。

渦中にいる時はそう思えなくても、後々振り返れば選択肢と自由を増やしてくれる。唐揚げ定食を躊躇なく食べられるように。

ただ、決して説教臭いことを言いたいわけじゃない。

逆に言えば、たとえ基礎代謝が高くなくても、後々ちょっと食べ過ぎに気を付けたり運動を習慣づけたりすることで、何とかなるということだ。だから、もし努力や鍛錬が必要とされる時に辛くて逃げ出したとしても大丈夫。取り返せるし、どうにでもなるってことだ。

個人的にはアスリートは目指さなくとも、後々「あの時頑張っといて良かったな〜」と思うぐらいには日々の筋トレに努めたい。

そしてこれはキャリアにおいても実際の体力においても、基礎代謝で逃げ切るには限界がある。維持あるいは向上を目指して、いつまでも地道な努力が必要なのも共通していますね。

 

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