何かと平成最後と言いたがりながらもそこまで真剣に考えていなかったが、平成最後の夕方上皇陛下(現)の退位の儀式を見るとやはり厳かな気持ちになった。
カナダ人夫の発案で、令和になった瞬間に日本のスパークリングで乾杯をしようと決めていたので、大晦日さながらカウントダウンをしつつ日にちが変わるのを待つ。
そして迎えた深夜0時。
昭和63年生まれの30歳として、平成は明確に私の青春であり人生そのものだった。
— Casey@外資系OLの眼鏡 (@lifeisajanico) 2019年4月30日
私たちを生み、育ててくれた平成に笑顔で手を振ろう。
その恩返しのつもりで、令和は私たちが平和で幸せな時代に育て上げよう。 pic.twitter.com/bEswZeTby6
乾杯!!
日本人として背筋が伸びた
TV中継で見た退位の儀式では、退室される際に上皇陛下がゆっくりと振り返り、一礼をされた姿がとても印象に残った。象徴としての凛としたお姿は、最後まで威厳と品格があった。
ネットでは「後に続く侍従の列が少し乱れたように見えたので、予定になかった動きなのかな?」「上皇后(現)を待っていたように見えた」「残る人々に『後のことは頼んだぞ』と念じておられるように見えて、背筋の伸びる思いがした」といった声が見られ、多くの人々の心に残るお姿だったようだ。
令和の瞬間のツイートでも書いたように、平成に育てられた私たち世代が作っていく新しい時代である。個人的には、数が少なくゆとりだ何だと揶揄されようと、賢く分別のあるバランスの良い世代だと思う(自画自賛?)。
ダイバーシティに対しても、若い世代はニュートラルな考えの人が多いように感じるし、総数が少なくても時代は変わってきているなぁと思う。
貪るように私を生きる
令和の瞬間はたまたま観ていたzeroで迎えたのですが、椎名林檎さんのエンディングテーマを初めて聞き、その歌詞を繋ぎ合わせた「借りものの命を貪れ」がなんとなく降りてきたので、令和のフレーズにしようかな。新しい時代はちょいとワイルドにいきます😎
— Casey@外資系OLの眼鏡 (@lifeisajanico) 2019年4月30日
私個人としての目標は、コレである。
人の一生なんて所詮借りものの姿。もっとこうだったら、ああだったらって思うことも三十路を迎えてだいぶ無くなってきたことだし(いや未だに思う時もあるけど)、あっち側の世界からやって来てこの世でお借りしたこの体とこの命を、存分に楽しんでやる。
幼少期から10代ぐらいまでは心赴くまま、意志強めに生きてきたので、20代で少し謙虚さや周囲への配慮を学べたことは結果的には良かったかな。でも30代は再びもう少し、自分の心に従い生きていくことを始めたい。それこそ貪るように。
いい子の私はちょっと脱ぎ捨てたい。
もう少し自分に集中させて下さい
そうそう、zeroで小泉進次郎氏と櫻井くんが対談をしていて、それぞれ政党・グループにおける中間管理職だよね〜という話をしていた。
進次郎氏が「次第に自分の喜びではなく、仲間やチームの喜びが重要と感じるようになってきた」と語るのを聞いて、私はまだそのフェーズでは全然ないなと思った。
お恥ずかしながら実力がまだ伴わないし、精神面でも素直にまだまだ自分の成長が一番だと感じる。ワイがワイがである。この点は、最近読んだこの本からも思った。
「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか?
- 作者: 熊代亨
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2018/02/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
若者は(たぶん)やめられたけど、大人、つまり自分の成長よりも後進の成長を心から喜び託す世代には、まだなれないしちょっと早い。もう少しギュインと自分の成長曲線を曲げときたい。
そんな感じで始まった令和元年、引き続きお付き合いください。