今日で在ケベック2年になる。まさにコロナ禍の移住は大変だったけど、自分のことでいっぱいいっぱいで、パンデミックの精神的な打撃は少なかった側面もある。
— Casey (@lifeisajanico) 2022年5月11日
少し落ち着いた今、冷静に考えるからこそ見える不安の深淵に、心を持っていかれそうになることも。だけど、生きる。生きていこうな。
移住から2年が経ち、いろいろ振り返ってみようとしたのだけど、どうしても闇深い文章になってしまう(↑は上島竜兵さんの突然の訃報に触れてのツイートだったこともあり)。
心のバランスが崩れかけていた時に、私を救ってくれたのはやはり筋トレ、広義には運動だった。やはり筋トレが最強のソリューション。
また筋トレ筋トレ言ってるよ…と思われるかも知れないが、(タイトル通り)ずっとコンスタントに続けられているわけではないし、今も大したことはしていない。でも体を動かすことが心に与えるプラスの作用をあらためて確信したので、今後落ち込んだり精神的に不安になったりした時には、ぜひ思い出してもらえたら嬉しい。
筋トレフィーバーアゲイン
カナダ移住前にパーソナルトレーニングで筋トレに開眼したことは、ブログやnoteで書いてきた:
移住とコロナ禍が重なってしまったこともあり、カナダに来てからはもっぱら宅トレ。
強制力がなければ人は易きに流れるもので、気分次第でやったりやらなかったりの2年間だったが、最近また筋トレ熱が再燃中。きっかけはいくつかあるので、全てご紹介しよう(エッヘン)。
何でもいいから体を動かす
ケベックの雪深く、そして長い冬の間に凝り固まった体をとにかく動かさないとヤバいことになりそうで、数年ぶりにボーリングをしに行った。
最近重〜い腰を上げて筋トレを再開できたのは、先日ふとボーリングに行ったからな気がする🎳大した運動じゃないけど、久々に体動かしたら気持ち良くて。
— Casey (@lifeisajanico) 2022年4月21日
何かを始めるのは億劫で当然だからこそ、ちょっとしたきっかけで弾みをつけてやる。その推進力はあなどれない🏃♀️💨 https://t.co/x6Xmw6ZoAj
思ってた5倍の筋肉痛に見舞われ、思い浮かんだ言葉が年寄りの冷や水。
が、これをきっかけに「体を動かすこと」に対するハードルが下がった。暖かくなってからはゴルフの打ちっ放しにも行き、ケベックの夏を楽しむ心持ちになってきた!
ポケGOにハマる2022年春
軽い運動という意味で大きいのが、(移住直後に始めて放置していた)ポケモンGOを再開したこと。ランチ後など、会社の周りでひたすらポケモンを狩っている。
これまでゲーム時間はトゥーンブラスト廃人だったのが、ウォーキングを兼ねたポケモンGOに置き換わった。ただし冬は寒すぎて、外でポケGOは厳しいのがネック :(
ちなみに義母とフレンドになって感じたのが、毎日ギフトを送り合うことで、必然的に安否確認になるということ。親にも勧めようかな…。
マクロ栄養素を意識した食事
日本でパーソナルトレーニングに通っていた時は、減量目的ではなかったので、そこまで食事に気を付けていなかった。
が、しかし。カナダに来て脂質・糖質過多の食事が増えた結果、見事にお腹周りがぷよぷよしてきた。
シックスパックじゃなくていいから、お腹にうっすら縦線が入った状態はキープしたい。運動部時代の貯筋のお陰で、20代は揚げ物に白米食べても代謝できていたけれど、分かってる。ここからは糖質を減らさないと、お腹にうす線は維持できないことを。
PFC(タンパク質・脂質・炭水化物)バランス計算ツールによると、私にとって理想的な1日のマクロ栄養素摂取量はざっくり(←重要)こんな感じ。
- タンパク質:70g
- 脂質:40g
- 炭水化物:250g
………イメージしづらい。
そんな中、こちらのPodcastでYukaさんがパーソナルトレーナーに受けたというマクロ管理法が、とても分かりやすかった(44:00頃〜の内容):
手のひらのサイズぐらいのタンパク質、片手にこんもり乗るぐらいの炭水化物、拳1つ分ぐらいの野菜、親指1本分ぐらいの脂質が、1食分の(栄養)予算。
もちろん個人差はあるし厳密ではないが、何も気にしていなかったところからこうして意識するだけで、かなり食事の内容は変わる。
私もとりあえずこの簡易マクロ管理法を数ヶ月続けてみて、体の変化を観察したい。
ミールプレップ弁当
これも食事に関して。
ここ数ヶ月、週末に1週間分のランチをまとめて作り1食分ずつ冷凍しておくミールプレップを、無理なく続けられている。
ミールプレップ界には、ワークアウトに時間を割くため効率重視の筋トレ民が多く、自然と筋トレ飯が多くなる。
大体下記のメニューをローテしていて、今のところ特に飽きは来ない。
- ハニーマスタードチキン
- ヤンニョムチキン
- 焼き鮭と卵焼き
- 鶏肉の甘酢炒め
プロッコリー or アスパラガス、雑穀ごはんと一緒にタッパーに詰めて完成!
マッスルランチさんのYouTubeを参考にしていて、鶏むね肉×冷凍でもパサパサせず美味しいよ↓
最大の味方
もう一つ、下火気味だった筋トレ熱の着火剤となったもの。それは、過去の自分が書いた文章やツイートだった。
誰にも読まれない頃からゆるーーーく続けているこのブログも、一人でもいいから届けばいいいと思って書いてきたけれど、未来の自分という読者には絶対に届く。今日の記事も同じ。
中でも現在の私に響いたツイート(引用リツイートなのだけど!!)をご紹介して、結びとしたい。
この哲学、日を置いて噛み締めてもやっぱり素敵。
— Casey (@lifeisajanico) July 15, 2020
確かに私も、人生最後の日に筋トレはしないと思う。
筋トレするということは、未来に希望を持っている証。
もし(継続的に)筋トレする気力も無くなってしまったら、まずは明日への希望を持てるように、全力で私様を癒すことが急務。 https://t.co/B9Kffzkvvl
筋トレ、それは未来への希望なのである。