最近週2, 3のゆるいペースでお弁当を作っている。
と言っても、多忙な時期には週5で外食ランチをしていた私にとっては驚くべきことだ。
こちらの記事で書いたように食への意識が変わったことが発端であり、ゆる弁生活によって今のところ観測される良い効果を紹介したい。
①ゲーム感覚で節約を楽しめる
言うまでもなく、お弁当生活は経済的だ。
私の働くオフィス街は飲食店が星の数ほどあり、グルメ通を唸らせる名店も多い反面、価格帯も高め。そういったお店で毎日食べない、というだけで食費が浮くのは当然だ。
それに加えて、お弁当生活の背景には残り物を詰めるという行為がある。お弁当のために全部おかずを作るのはキツいし、冷凍食品ばかりも味気ない。つまり、お弁当前夜もたいてい自炊をするということだ。
私は朝ごはんも買いおきのフルーツ、特にバナナを重用しているので、こうなってくると食費ゼロ円の日も出てくる。これが一度ハマると結構快感なのである。
もちろん、これが毎日のように続くとだんだん悲しくなってくる。また、節約の必要に迫られてやるのとでは気持ちの面で全然違うだろうから、食費ゼロゲームを楽しめるぐらいには恵まれていることに感謝。
②午後の眠気と無縁
中学生男子の角弁でもない限り、お弁当とは大体において小っこいものだ。
定食ランチなどを食べると、完全にお腹が一杯になる。その時は満足感たっぷりだが、困るのが午後の仕事である。前職の外回りの仕事では営業車で昼寝ができたが、内勤に転職してからは13〜14時ぐらいが眠くて眠くて辛かった。というかちょっと寝てた。
が!お弁当なら「もう食べ終わっちゃった…」という非満腹感と引き換えに、薄〜い空腹感のおかげで午後に全く眠くならない。どうせ10分ぐらいで食べ終わるのだから、昼休みの残り時間は昼寝に充てればより完璧。
③仕事の能率アップ(?)
これは②からの派生なのだが、午後中続く薄〜い空腹感は、16時頃になると明確なそれに変わる。とにかく早く帰って晩メシ食いたい、ってなる。
そうは言っても仕事が終わらないよ〜となるのだが、人類にインプットされた飢餓への恐怖感からか、早く晩メシの思いから集中力が研ぎ澄まされる。気がする。16時〜定時までと朝の1時間の効率は同等なのではないかと思う。
そして、それでも仕事が終わらないことはままある。しかし腹が減っては何とやらなので、明日やろーっと諦めて強引に帰る。すると明日になったらその仕事やらなくて良くなったりする。仕事の断捨離もできる(?!)。
まぁ仕事が消えなかった場合は、泣きながら他の日に残業するのだけど…涙
というわけで、予想以上にプラスの循環となっているお弁当生活。
今のところ楽しめているので、ゆる〜く続けたい。