独り言です。
最近母とよく国内二人旅をするのですが、ローカル線の車窓から見える田んぼの景色、その上に浮かぶ入道雲。そんな景色こそ、いつか親がこの世からいなくなった時に思い出すんだろうなぁと感じる。
母はおっとりしていて、二人で旅していると最後の方には私が「どこ行きたいん?何したいん??」と苛ついてしまいそうになることがある。そんな時は決まって、別れてから寂しさと相まって、申し訳なさから涙が出てくる。そうならないようにするのが、心の鍛錬である。
でもやっぱり、母娘水入らずで旅するのは気ままで楽しい。母は友達や近所の人に、娘が旅行に連れて行ってくれる・一緒に行ってくれると自慢しているらしい。それを聞いてまた後で一人涙ぐんでしまった。
涙腺が弱くなってかなわない。親が元気でいてくれる間に、どれだけのことができるか。カナダに行くというタイムリミットもある。そのために明日からも頑張って、お金稼ぐぞ。