2019年も終わることだし…という訳ではないのですが、子宮体がん検診を受けてきました。
経緯については後述するとして、いざ受けることになった時に「子宮体がん検診」と検索してみると
痛い
診察室でギャーギャー叫んでしまった
失神しそうになった
などなど、おどろおどろしいワードのオンパレード。そもそも子宮体がん検診経験者の情報自体がネット上にあまり多くなく(「子宮頸がん検診」のヒット数291万件に対し「子宮体がん検診」44万件*1)、少しでも受けられる方の参考になればと書き留めておこうと思います。
ここからはややデリケートなお話なので、苦手な方はスルー下さいませ。
子宮体がん検診を受けた経緯
そもそもなぜ体がん検診を受けることになったかというと。
20歳を超えたらある程度の頻度で受けた方が良いと言われ、よく耳にするのは子宮頸がん検診だと思います。こちらはほぼ痛みもなく(とは言え子宮頸部をこすり取るので何度経験しても決して気分の良いものではありませんが…)健康診断の婦人科検診オプションにも普通に入っていたりします。
私も頸がん検診の方は定期的に受けていて、その際にエコーで子宮内部も見てくれます。かかりつけの婦人科医曰く、子宮内部の厚ぼったさがやや気になるので、一応子宮体がん検診も受けて安心しましょうとのことでした。
生理周期や量は問題がなく、生理痛に関しても長らく痛み止めを飲んでいないぐらいなので、体がん検診を受ける必要性に疑問を感じた私はググりまくりました。笑
が、ガイドライン的には子宮内膜が厚くなっている場合には子宮体がんの可能性を否定する必要性があるみたいで、先生の言い方もそんな感じだったのであまり考え過ぎずに受けることにしました。
事前リサーチにより煽られた恐怖&実際の検査
で、次に検診そのものについてググってみたところ出てきたのが、冒頭の恐ろしい体験談の数々。笑
子宮口から器具を入れて子宮内膜をこすり取るらしいのですが、経産婦(出産を経験した女性)は一度子宮口が10cm前後まで開いた経験があるのに対して、未経産婦はそれがないので、より痛い傾向があるのだとか…。どうにもならねー!!
私が余りにも怖がる&ちょっと子宮口の入り口(?)を見てみた先生が「あっこれちょっと痛そうだね」と呟き、後日改めて検査することに。そして、子宮口を広げる膣錠を数日分投与してくれました!これで痛みが和らぐのなら何のその。
で、日数分投与してからいざ再来院。
「今日は入るといいねー」と声を掛けてくれる看護師さんに薄ら笑いで対応しながら、まな板の上の鯉の心境で施術を受ける私。
「お、入った入った。痛かったら遠慮せず言ってねー」と言う先生の声を聞きながら、いつ痛みが来るや否やとビビる私。
「あーこれ痛いでしょーもうちょっとだからねー」と言われて、えっもう今痛いフェーズなの?ほぼ何も感じてないけど…まぁ何かチョンチョン突ついてる感じはあるけど、鈍痛と言うまでもない感じの感覚だなぁ……
とかなんとか考えてる間に「はい、消毒終わり!お疲れ様〜」と言われて終わりました!!
結論:(思ってたより)平気だった
というわけで、私の初めての子宮体がん検診はビビってたほど痛くなかったという結果に終わりました!
もちろん、痛みの感じ方や身体のコンディションなど、個人差はあると思います。激痛を予想していたからこそマシに感じたのかも知れません。
そして比較はしていませんが、先生の手技も関係してくるでしょう。私の場合はベテランの女医さんで、施術中も「力抜くの上手いね〜」等と安心する声掛けをしてくれたのも大きかった気がします。
あと看護師さんも全員女性なのですが、検査中に温かい手を膝に置いてくれていました。実は、検査が怖すぎて誰かが手を握ってくれていたらなぁ…と思っていたぐらいなので(本当ビビりなんです…)、これは嬉しかったなぁ。
そんな訳で、無事に年内に一つのチャレンジを乗り越えられました。1週間後に結果を聞きに行ったところ、無事に異常なしとのことでした。
もしも私と同じように尻込みしている人がいたら、少しでも参考になれば幸いです。
*1:2019年12月26日現在 Google検索より