夫の男友達、ジャスティン(仮名)の家に遊びに行った時のこと。
ジャスティンは料理が上手で、この日も手作りのディナーをご馳走になっちゃいました。
このパスタ、結論から言うとお店レベルに美味しかったんですが、作り方がとても丁寧だったのが印象に残ったのです。
ジャスティン's チキンクリームパスタ
鍋でクリームを作り、フライパンで野菜とニンニクをオリーブオイルで炒め、オーブンで焼いたチキンの皮を外して刻んだものを合わせて、パスタに絡める。
こちらの記事でも書いたように、オーブンがどの家庭にも普及して手軽に使えるというのもあります。
それにしても、私なら恐らく一つのフライパンで、具を炒める→割いたチキン入れる→クリーム入れる→茹でたパスタ入れるとやっちゃうだろうなぁと。何ならチキンフレークみたいなのすら使っちゃうかも。
決してその方が効率が良いとかじゃなく、ジャスティンの作り方がなんて時間的・精神的に豊かなんだろうと思ったのです。
Work to live or live to work?
カナダに来てから出会う人みんな、生きるために働いていると感じます。
短い夏を楽しむために、長い冬に頑張って働く。暖かくなると、庭のプールでワイン片手に午後中浮かんでいたり、明るいうちから美味しい食事とお酒を楽しむ。
言わずもがな、仕事は必ず定時に上がる。
カナダ人夫が日本で最初に就職した際、アメリカ人の上司に「日本では働くために生きるというマインドセットを見せる必要がある」と言われたそうです。海外から来て日本で過ごす人にとって、そんな風に映っているんだと思うと、複雑な思いです。
どっちが良い・悪いではなく、郷に入っては郷に従えということで、差し当たり私は生きるために働くを実践したいと思います。