元外資系OLの眼鏡

カナダ人と結婚5年目。カナダ・ケベック州モントリオール郊外在住。国際結婚のリアル/海外移住生活/日々の気づきなど、のびのび更新中。

普通の会社員だが好きなことして生きていく

最近「好きを仕事に」というフレーズに対して情緒不安定である。

が、ようやく自分なりの解らしきものが見えてきたので備忘録として書き留めておきたい。

 

甘言ではなく生存戦略

好きを仕事に、楽しいを仕事にする必要があるというのは、好きじゃない・楽しくない仕事は消えていくということだとやっと気付いた。少なくとも人間の範疇からは。

旅行の際、一番安く予約する方法を調べることが10年前と比べて現在はどれだけ簡単かを考えると分かりやすい。

AIやロボットが人間の仕事を奪うと言われて久しいが、彼らが猿の惑星よろしく我々のもとにやってきて仕事を強奪するのではなく、人間の大変な仕事・面倒な仕事に対する需要が無くなっていくだけだ。

「好きを仕事に」は甘えた寝言でも、嘘でも真実でもなく、時代の流れに沿った生存戦略である。

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魅力的なブログ

そうは言っても現時点では「今すぐ辞めたいほど嫌って訳じゃないけど好きかって言われたら絶対違う」仕事をしている人が大半だろう。

そんな、私を含めた社会人の皆さんにとってヒントになるかも知れない考え方を紹介したい。

最近ブログについて感じていたことが、下記えとみほさんのnoteで鮮やかに言語化されていた:

2017年の時点で書かれてるのがさすがの慧眼…!

この内容に付け加えて言うなら、普通のなんでもない日記+「好き」が詰まってるブログは最強だ。

旅行の計画を立てる時や映画のレビューを見る時、「○○に行くなら必ず訪れるべき10のスポット」のようなまとめサイトや、作品情報がきちんと整理された記事も見ることは見る。

が、最も参考になるのはたいてい、主観的な感想がまとまりなく書かれた個人ブログだったりする。何ならたまたまブログで読んだ一軒のカフェが起点となって、旅を組み立てることも多い。「好き!」が込もった記事には人を動かす力があり、その結果としてPV数や読者数、そして収益に繋がる。

 

ブログと仕事の現実的アプローチ

仕事に関しても同じことが言えるのではないか。

えとみほさんのnoteにある

広告がベタベタ貼ってあって、SEO対策がされていて、月間PV数が多くて...

というブログは例えるなら、大企業やMBAに縛られたキャリアに相当するように思う。

もちろんそれが心から望んでいるものなら問題ない。が、そうではないと気付いたら、そのブログを更新するのは楽しくないし苦痛ですらあるだろう。

かと言ってバッサリそのブログを閉じて新しいブログを一から作り直す必要はない。私自身経験があるが、新ブログをどれだけ充実させても、放ったらかしの旧ブログと比べて全く読まれないことに落胆する。

ではどうするか。ただ、これまで積み上げてきたブログで少しずつ「好き」を軸にした記事を書き始めるだけで大きな変化となる。

 

リセットしなくてもいい

キャリアで言えば、明日仕事を辞めなくたっていい。今の仕事の中で、比較的好きな部分や苦労なくできる業務を探して、少なくともそれらは頑張る。得意なことのはずだから、そこまで苦労はしないはず。

その一方で、それらを最大化する仕事は何かを掘り下げ、休日や平日の夜は趣味などで自分の「好き」を軸に行動し続ける。その先に、「好きを仕事に」とやらはボヤッと見えてくるはずだ。

この辺の方法論については、下記noteがとても分かりやすかったので是非:

 

私も仕事に関しては未だに模索中だが、このブログはこれからも極めて個人的で主観的な「好き」を散りばめて書いていくので引き続きよろしくお願いします。

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