最近人生で初めてレベルに料理が好きな理由を考えてみたところ🍳「料理は一番身近なアート」だからじゃないかなぁと思う。
— Casey@外資系OLの眼鏡 (@lifeisajanico) 2019年7月16日
そして、料理好きな人はそれぞれに理由があると思うので、それぞれインタビューしたら十人十色の答えが返ってきそう🤔
このツイートについて、補足して書きたい。
あなたにとって料理とは?
何食べの漫画1巻・第1話でシロさんが手際良く夜ごはんを作りながら、こんな台詞を心の中で呟く。
仕事で案件をひとつキレイに落着させたくらいの充実感を一日に一回も味わえるなんて
夕飯作りって偉大だよ
よしながふみ『きのう何食べた?』(1) P.13より
合理的な弁護士のシロさんらしいなぁと思った。
では私にとっての料理とは?特に最近楽しいと思えているのはなんでだろう??と考えた時に、シロさんにとって料理がプロジェクトであるなら、私にとってそれはアートであると感じる。
小さな頃は、絵を描いたり一人芝居をするのが好きな子供だった。
だからと言って、大人になって絵画教室に通ったり劇団や演劇サークルに入ったりすることはなかった。
絵画教室の例で言えば、絵を描くために道具を揃えたりそれが場所を取ったりすることに躊躇したこと。そこまで表現したいという欲求がある訳でもないので、作品を生み出したところでどうする?という気持ちの方が大きかった。
趣味界における料理の位置付け
そこにきて、料理である。
これはもう文句なく生産的だ。生きていく上で絶対に必要な食事を生み出すという行為。
家事という、毎日“しなければいけない”ことに対して趣味性を見出すことで“するのが苦じゃない”、さらには“したくなる”領域まで到達すれば、日々の幸福度がかなり上がるだろう。掃除や洗濯でそこまで趣味・アート性を極めるのは、一部の人を除いては難しい気がする。
趣味という観点からもう一つ言えば、料理は経済合理性の高い、数少ない趣味の一つである。
趣味というのは、スポーツなり旅行なり登山なり観劇なりプラモなり概してお金が掛かるものだ。初期投資以外にお金が掛からない趣味と言えば、ランニングぐらいじゃないだろうか。
その支出を補って余りあるメリットがあるからこそ人々は趣味に興じるわけだが、料理はお金が掛かるどころか、やればやるほど食費の節約ができる。長期的には、健康的な食事によって医療費削減にも繋がるかも知れない。
調理器具や食器を揃えたとしても、その費用をペイするだけのコストダウン効果があるなら、気に入ったお鍋やお皿を買うべきだ。と、完全に自己正当化しています。
まとめ
- 何かを生み出す創作活動ができ、かつ始末に困らない
- 毎日のことなのでハマれば日々の幸福度が上がる
- お金が掛かるどころかやればやるほどお金が掛からなくなる(はず)
この辺りが、いまの私にとって料理の魅力と言える。
大した料理をしているわけじゃないが、だからこそ、最近料理を好きになり始めた方、仕事終わりにササッと料理が作れるようになりたい方、うつわ沼に片足突っ込みかけてる方などなど、お互いに似た状況の方と情報交換ができたら嬉しいな。
パラティッシほしい…!!!!!