元外資系OLの眼鏡

カナダ人と結婚5年目。カナダ・ケベック州モントリオール郊外在住。国際結婚のリアル/海外移住生活/日々の気づきなど、のびのび更新中。

【移住】マドモワゼール?ケベック州とアジア人

 

www.lifeisajanico.com

「本日2回更新する予定です」と言った端から行方をくらませてしまいました。

気を取り直して、先日遭遇したとある出来事と、そこから感じたケベック州の実情についてご紹介します。

 

彼女はマダムです

先日カナダ人夫、夫の祖父母、私の4人でお買い物に行った時の話。

夫のスマホと私のSIMカードを買いに行ったのですが、若い店員のお兄ちゃんが契約内容について夫家族に説明中、

 

店員「こちらのマドモワゼールは…」

 

とフランス語で言っていたのに私も気付きました。すると話が終わった後、

 

夫おばあちゃん「ところで彼女はマダムですよ(ニコッ)」

 

と優しく訂正してくれました。笑

 

フランス語における女性の呼称

Mademoiselleは英語のMiss.にあたる、独身女性に対する呼称。

MadameはMrs.にあたる、既婚女性に対する呼称とされています。

が、Madameは英語のMs.同様、未婚・既婚どちらでも使って良いとされているようです。よって、ある程度の大人の女性にはMadameを使うのが無難ということ。

Mademoiselleは明らかに未婚の女性、つまり10代ぐらいまでの女性に「お嬢さん」と呼び掛ける感覚みたいです。

そこで思いました。

……店員のお兄ちゃん、私のことカナダ人家族とホームステイ中の留学生とでも思ったんやろうなと!!涙

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カナダとアジア人

家族構成的に夫と私が夫婦に見えなかったというのは、ケベック州のアジア人の少なさにも依る気がします。

Wikepediaの2016年の情報によると、カナダ最大の都市トロントがあるオンタリオ州と、気候や地理的な条件の良さからアジア移民の多い都市バンクーバーがあるブリティッシュコロンビア州が、アジア系人口それぞれ23.4%、28.8%と、カナダ全体の17.7%を牽引しています。

対してケベック州は7.1%。人口・経済規模でトロントに次ぐカナダ第2の都市であるモントリオールがあるにも関わらず!という印象ですが、ブリティッシュコロンビア州に対して気候・地理的条件、そしてフランス語圏という言語的ハードルが高いのが最大の要因でしょう。

そのことを分かってモントリオールに移住しましたが、改めて自己隔離期間が明けて外出してみると、アジア系の人をあまり見ないなぁと感じます。モントリオールの繁華街には移住後まだ行っていないので、また別だとは思いますが。

 

アジア系移民としての心意気

夫の友人にもアジア系カナディアンはたくさんいますが、彼らは当然フランス語を話すので、私のように「見るからに外様」なアジア人はなかなか見掛けない印象。

コロナの影響でクローズしていた政府援助のフランス語講座が7月から再開するようなので、言語の面でも早くQuebecois(ケベック人)に馴染みたいなぁ〜と思いつつ、exotic(異国人)であるユニークさを楽しみたいとも思うのでした。笑

 

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