仕事が、楽しい。
新しい仕事を始めて数週間。「仕事どう?」って聞かれる度に「うん、すっごく楽しいよ」と答えるのだけど、それで話が終わってしまう。
だから、オフィス環境や上司・同僚に恵まれているっぽいこと、詳しい仕事内容を付け加えて話を広げる。
でも本来は、仕事って超シンプルなのかも知れない。
「仕事たのしい」を目指して
社会人デビューしてから10年弱、仕事についてあれこれこねくり回し、やり甲斐を見出そうとしていた。
この辺の記事で「仕事楽しいかも」と言っているのは、決して嘘ではない。
だが、いまの職場で働き始めて「楽しい仕事」を明確に定義できた。それは呼吸するようにできて、誰かに求められていることだ。
まさに私が言いたいことを書いてあるnote記事に出会った。
水が合う仕事とは、息を吸って吐くように出来ること(あるいは普段からしていること)をベースとして、カネを生み出せる行為のことである。
その延長線上に「多少大変なこと」「頑張らないと達成できない目標」があっても、基本的に好きで得意なことだから苦ではない。
ただトリッキーなことに、呼吸の如く自然にやっているぐらいだから、自分では当たり前すぎてそれが何なのか気付きにくい。
どうやって見つけるか
よくキャリア相談で言われるのは、「過去に人から複数回相談・お願いをされたこと」(英語を教えてほしいと頼まれた、ネットオークションで売れやすくなる写真の撮り方を聞かれた etc.)に着目するといった方法。
だけど、そんなものないと言う人はどうしたらいいのだろう。
先に挙げたnote記事のように、他人と比較することは有効だ。周りの人に一人ずつ「この人はコレが得意」とキャッチフレーズを付けていく。10人ぐらいやれば、相対的に自分のキャッチフレーズも見えてくるのではないか。
それが仕事に直結するとは限らないけれど、少なくとも仕事が社会的な行為である以上、他人と比較した文脈の中で考えるのはそう筋が悪くないように思う。
10年弱を経てたどり着いた
金曜日は爽快な疲労感で終え、月曜日は「今週はどういうアプローチをしようかな」と腕まくりをする感じで始められる。
紆余曲折してきたキャリア人生の中で、いま一番幸せだ。