カナダに来てから、私もそうですが、夫ももちろん就活中でした。
私は面接に向けて丸一日掛けて想定問答集を作り、必ず聞かれるような質問についてはほぼ丸暗記。面接当日は、朝からソワソワして集中する時間が必要です。
英語面接ということもありますが、日本で面接を受ける時もそんな感じでした。
面接は朝飯前!?
一方夫は、特に面接に向けて準備する様子もなく、直前まで映画を観たり家の水道を直したりしていました。
母国語であるフランス語面接だし、彼は新卒からずっと同じ業界で働いているので経験値が高いのかも知れませんが、それにしても私ならちょっとは準備や練習するのになぁ…というレベル。笑
が、いざ面接が始まると、超自然体でスラスラと質問に答える夫。私や家族、友達と話すのと全く同じように聞こえるのです。冗談やオーバーリアクションも交えながら、相手が爆笑することもしばしば。
突然スターウォーズ
夫のコミュ力については、こちらの記事でも触れました。
夫がお土産屋でライトセーバーのおもちゃを見ていた時、たまたま同じ商品を手に取っていた隣の男性に、♪タターンと口ずさみながら軽く攻撃(!)。
人の良さそうな男性だったのでキレられることはないと思いましたが、「えっ何コイツ」と引かれるのでは…と視線を遣ったところ。ハハハとまんざらでもなさそうな感じで、ほっこりした瞬間が生まれました。笑
コミュ力とは◯◯◯◯◯である
こんな調子で、スーパーの店員さんや旅先で話し掛けられた人など、夫のひょうきんぶりに初対面の相手が思わず笑ってしまうことがよくあります。
その人と別れた後によく発生する会話として:
私:S/he likes you!
夫:Of course, everyone loves me!
というものがあります。
ナルシストっぽいですがw、私はこのマインドセットってすごいと思うんです。いわゆる自己肯定感がナチュラルに高い。
というのも、こう見えて夫は幼少期に辛い思いもしているのですが、他の家族や友人に恵まれたこともあって健全なメンタルですくすくと育ったようなのです。それは彼の妹についても言えます。
もちろん環境は大きな要因ではある一方で、自己肯定感を高め、ありのままの自分を受け容れる思考法を、一番身近なパートナーから日々学んでいます。
……それでも面接前はしっかり準備するけどね!( ̄∀  ̄)